2026年1月17日(土)に東京・セシオン杉並ホールで開催された『キミとアイドルプリキュア♪』Blu-ray vol.1購入者限定スペシャルイベントのオフィシャルレポートが本日(2026年3月3日)公開されました。主要キャスト5名が登壇し、最終回を目前に控えた想いや制作秘話、印象的なエピソードを語った濃密な2時間の模様を伝えます。
目次
『キミとアイドルプリキュア♪』Blu-rayイベント概要
イベント名: 『キミとアイドルプリキュア♪』Blu-ray vol.1購入特典スペシャルイベント
開催日: 2026年1月17日(土)
開催場所: 東京・セシオン杉並ホール
登壇キャスト:
- 松岡美里さん(キュアアイドル/咲良うた役)
- 髙橋ミナミさん(キュアウインク/蒼風なな役)
- 高森奈津美さん(キュアキュンキュン/紫雨こころ役)
- 南條愛乃さん(キュアズキューン/プリルン役)
- 花井美春さん(キュアキッス/メロロン役)
イベント内容: キャスト5名によるトークショー、物語の振り返り、歌唱活動や“推し活”に関するエピソードなど
最終回を目前にしたキャスト陣の素直な心境
イベント冒頭、放送が残り2話という現状について、キャスト陣はそれぞれの胸中を語りました。南條さんは「寂しすぎて現実が受け入れられない」と、高森さんは「不思議な気持ち」、髙橋さんは「皆さんと同じ気持ちでオンエアを楽しみにしている状態」と述べます。一方で松岡さんは「アフレコが終わったときはめちゃくちゃ寂しかったが、毎週キラッキランランズの気持ちでアニメを観ているから、まだあまり寂しくない」と明かし、しかし最終回が流れる妄想をすると「とんでもなく寂しかった。最終回が放送されたら、どんな気持ちになるのかがとても怖い」と素直な心境を吐露しました。
南條さんは「もう若干ロスで“見たら終わっちゃう”と思うとリアタイができなくなってきた」と打ち明けつつも「すぐ配信で観ちゃう」と笑いを誘います。「プリキュア公式LINE」から『名探偵プリキュア!』のキービジュアルが届いた際には、そのかわいさに心を奪われつつも「まだ待って!」と感じたといいます。また、最近は自宅でプリルンの声を確かめるようにチューニングすることも。プリルンという存在が自分の中から消えてしまうのではないかという寂しさに向き合いながらも、この日も舞台裏で自然とプリルンの声がこぼれていたことを明かしました。
歌唱活動を振り返るキャストトーク
最初のテーマは「歌唱活動について」でした。個性豊かな楽曲で彩られた『キミとアイドルプリキュア♪』ならではの話題を軸に、レコーディングやライブの思い出を振り返り、トークが展開されました。
楽曲制作のエピソード
松岡さんはキュアアイドルのステージ曲「笑顔のユニゾン♪」に触れ、「コール&レスポンスはスタッフさんが参加してくれた。レコーディングを見学させてもらい、ディレクターさんの椅子に座って(トークバックで)“最高です!”と言ったのが、歌唱活動の最初の記憶。全員で作り上げている感じがあった」と振り返ります。また、「皆さんの曲を気づいたら歌ってしまっている」そうで、キュアウインクのステージ曲「まばたきの五線譜」をよく口ずさんでいると明かすと、髙橋さんは「めっちゃ嬉しい」と声を上げました。
髙橋さんは「まばたきの五線譜」について、当初は「コール&レスポンスがない曲なので、どのように受け取ってもらえるのか少し心配していた」と明かします。その後ショーなどで楽曲に合わせて体を動かしながら楽しんでくれる様子を見て「歌って良かった!」とあらためて感じたそうです。南條さんはその話に頷きながら、「じんわり涙が出てくる。盛り上がる曲やカッコいい楽曲が並ぶ中で、キュアウインクならではの清涼感のある世界観や歌声に触れるとウルっとしてしまう」と絶賛しました。髙橋さん自身は、キュアキュンキュンのステージ曲「ココロレボリューション」を口ずさむ機会も多いといいます。南條さんはそのサビの難しさから、つい鼻歌になってしまうこともあると語りました。高森さん自身も「初めて聴いたときは“早口だ!”と震え上がったが…家で口ずさんでいるうちにどんどん速くなって、いざ曲を聴いたら“もう少しゆっくりかも”って」と笑いを誘います。
南條さんと花井さんからはキュアズキューンとキュアキッスのステージ曲「Awakening Harmony」の楽曲を受け取ったときの印象のほか、曲名の読み方が分からなかったといった裏話などが明かされ、客席から笑いが起こりました。プリルンとメロロンによる「なかよしJ♡YFUL」は「お姉様(プリルン)との日常会話が切り取られているような曲で、ふたりの絵本を読んでいる感覚。すごく“プリメロ”らしい曲」と花井さんが解説します。当初、プリルンとメロロンによる楽曲は制作サイドの「作りたいとは思っているんですけどね~」という、やや控えめな話し合いから始まっていたそうです。南條さんは制作スタッフの熱量によって楽曲が形になったことに感謝をしつつ「叶わないかもしれないが、“プリ”と“メロ”しか言わない電波ソングも聞いてみたい」と語ると、客席からも賛同の歓声が上がりました。
スペシャルライブの思い出
皆さんの歌声を直接聞けたのは、2025年10月18日(土)にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催されたスペシャルライブ『キミとアイドルプリキュア♪LIVE2025 You&I=We’re IDOL PRECURE』です。本公演では、アニメ本編との連動に加え、アイドルプリキュアたちが実際にステージへ登場。声優キャストのパフォーマンスと呼応し合うような演出など、これまでにない試みや仕掛けが随所に盛り込まれました。高森さんは、プリキュアたちが隣で歌ってくれて、「私たちはふたりでひとつなんだ」という想いを抱いたといいます。ライブでプリルンとメロロンが使用したスプーンマイクの制作秘話も語られました。
心キュンキュンな“推し活”トーク
次のブロックでは「アイドル」「推し」をテーマにトークを展開しました。南條さんと花井さんは、動物好きという共通点から犬や猫の話題で盛り上がります。花井さんのご家族と南條さんで猫カフェに行ったというエピソードには、キャスト陣からも「素敵!」という声が上がりました。
南條さんが『キミとアイドルプリキュア♪』そのものが“推し”になっていると明かすと、花井さんも「自分のキャラクターのグッズを、こんなに買ったのは初めてかもしれない」ほど、さまざまなグッズを購入したと明かします。髙橋さんは「プリキュア プリティストア」を訪れた際の出来事を交えつつ、気づけばグッズが増えていたと話しました。また、自身にも“こっそりと推しているアイドル”がいるとした上で「アイドルは生きる糧であり呼吸する理由」と、その存在が日々の原動力になっていると熱弁。ビジュアルに対するこだわりも語りました。
高森さんは『キミとアイドルプリキュア♪』のグッズを神棚に飾っていることを明かしつつ、あわせて長年の“推し”として板尾創路さんの名前を挙げます。「個人名を出したのは私だけで…」とあたふたしつつも、6歳ごろの“初恋”だったといい、関連するエピソードやファン感謝祭に足を運んだ思い出を披露。一方、松岡さんは、一貫して推している存在として“赤ちゃん”を挙げ、年の少し離れた弟や妹への想いを語りました。
キラッキランランなエピソードとキャスト間の絆
アフレコやイベントなどを通して1年間を共にしてきた5人。このパートでは「一緒に活動する中で変わった印象」や「今だからこそ語れるエピソード」をテーマに展開しました。
松岡さんが挙げたのは、髙橋さんが「キミとアイドルプリキュア♪ プリキュアブレス」を5つ購入してきてくれたというエピソード。ランダム仕様にもかかわらず、ひとつも被ることなく全員分のブレスが揃ったそうで、一同驚きの声を上げたそうです。しかも奇跡はそこで終わらず、その後ザックリー/ザックリン役の佐藤せつじさんが持ってきてくれた同グッズが偶然にも残りの1種類だったことから、結果的に全6種類が揃ったとのこと。その奇跡的な引きの強さに「勝手にキズナを感じてしまいました」と松岡さんは笑顔を見せます。
南條さんは花井さんについて触れ、別現場で一緒だった頃は“職人”のようなイメージを持っていたものの、実際には妹キャラで、印象が180度変わったと明かします。これを受けて髙橋さんは、松岡さんに“姉”を感じたエピソードを紹介しました。さらに話題は、みんなで行った『キミとアイドルプリキュア♪』のコラボカフェの思い出へ。キャスト陣の絆の深さ、仲の良さも改めて感じさせるエピソードが満載でした。
印象に残る各話数のエピソードを振り返る
アニメ本編の話題に踏み込み、現時点での放送済みの第47話までの中から5人が選んだ「印象に残っている話数」をもとに、それぞれの想いを語りました。
松岡美里さんが選んだエピソード
松岡さんが選んだのは、なぜキュアアイドルがセンターなのかという問いが描かれる第31話「アイドルプリキュアのセンター!?」。響カイトからの助言、キュアキッスの「太陽は真ん中にいてくれる?」というセリフが印象に残っていると語りつつ「全員がセンターのアイドルプリキュアを観たくなった」と目を輝かせます。南條さんは、キュアアイドルとうたは真ん中にいて当然という視点から、「“キュアウインクがセンターだったら?”“キュアキュンキュンがセンターだったら?”と真剣に考えてくれている。何を今さらそんなことを言っているのかということにも気づいていないくらいの純粋さが眩しすぎて、そのまっすぐさこそが、キュアアイドルであり、うたであって。そして、それを疑いもなく話している美里ちゃんが、うたであるゆえんと言うか。最高の座長だ」としみじみ語りました。松岡さんは「全員がセンターのアイドルプリキュアを本当に観てみたくなった」と屈託ない笑顔を見せます。
髙橋さんは「キュアアイドルが真ん中にいることで、それぞれの個性が許されるアイドルグループになる」と指摘。「キュアウインクがセンターだったら、しゃなりしゃなりした雰囲気になるかもしれないし、キュアキュンキュンだったら元気いっぱいになるかもしれない。でも、アイドルは全員を受け入れてくれるからこそ、それぞれの個性が際立つ」と語り、ほかのメンバーから「いい話だ」という声が上がりました。
髙橋ミナミさんが選んだエピソード
髙橋さんが挙げたのは第22話「アイドルプリキュアVSズキューンキッス!?」です。メロロンと関わることで、ななの新しい一面が引き出された回だといい、料理対決のポエムを通じてメロロンと心が通じ合った瞬間がとても嬉しかったと振り返ります。この日は、そのシーンで披露されたポエムの内容を自らメモに書き出し、実際に読み上げて紹介しました。「ポエムで通じあえたことをきっかけに、メロロンへの本格的な“推し活”が始まった気がする」と分析しつつ、プリルンが思い出を失い、少し寂しい空気が流れていた直後に、「みんなの楽しんでいる表情を観られたのが嬉しい回だった」と話しました。
高森奈津美さんが選んだエピソード
高森さんは第26話「キュンこそものの上手なれ!」を「こころの根っこを知ることのできる、教科書のようなお話」として紹介します。タイトルの言葉は「ココロレボリューション」の歌詞とも重なっており「この言葉は(亡くなった)お父さんからもらっていたんだ!と気づいて」、そのつながりにハッとしたと振り返りました。さらに、母の日にまつわるエピソードが描かれた第14話「お母さんへ~こころからのメッセージ~」にも言及。クライマックスに描かれたこころ誕生の回想シーンは台本上にはセリフがなかったといい、アフレコ当日、こころのお母さん、お父さんの「こころ、こころ」と優しくあやす声を聴いて、思わず感情が溢れてしまったと明かしました。「こんなに幸せな家庭で育ったんだな、と感じました。こころがあんなに強くて温かい子になるのも納得だなって」と高森さん。本編でも多くのひとの涙を誘ったエピソードだけに、高森さんの話に耳を傾けながら、そっと目元を押さえるファンの姿も見受けられました。
南條愛乃さんが選んだエピソード
南條さんは第37話「新たなチカラ!アイドルハートリボン!」の、ダークランダーとのバトル直前、プリルンがうたの指を持ち上げて励ます場面をピックアップ。そして、アバン(物語冒頭)でなながうたの手を取って励ましている様子をプリルンが見ていたことに触れ「プリルンなりに、励まし方を学習したのではないか」と受け取ったと語ります。その分析を踏まえ、台本にはなかったものの、あえてアバンで「プリ」という声を入れたことを明かしました。
また、演じていく中でプリルンの天真爛漫さをきちんと表現できているのか、悩んだ時期があったとも話します。しかし第44話「キラキランドのひみつ!」で描かれた、キラキランドの妖精たちがアイドルプリキュアの名乗りを見た際のピュアな反応を目にし、「1話、2話のプリルンはこれだったんだ」と気づいたそうです。まっさらな状態からはなみちタウンへやってきたことで、自身が「出せていないのでは」と感じていた部分は、プリルンなりに成長し、お姉さんになった結果だったのだと理解できたといいます。そして第37話では「そんなプリルンの成長を感じてもらえたら」と伝えつつ、「プリ愛が重くてすみません」と付け加えました。
花井美春さんが選んだエピソード
花井さんは第32話「プリ!メロ!夢の学園生活」を「すごく好きな回」と紹介。メロロンがハートキラリロックの力で闇のカプセルに閉じ込められていた時期を経て、5人の絆がより強固になったからこそ訪れた“夢の学園生活”が「とにかく楽しかった」と声を弾ませます。授業のエピソードなどを振り返りつつ「あんなにも頭を空っぽにしてアフレコできたのは初めてで。いままでできなかった青春を一気に取り戻したような感覚でした」と語りました。また、応援することにどこか否定的だったメロロンが、応援の力がきちんと届くことを知ったからこそ、教育実習生の持田先生を応援できるようになった点にも言及し「人をキラッキランランにさせたいと思えるようになった、その成長がなによりも嬉しかった」と結びました。
『キミプリ』を彩るキャラクターたちとの関係
次のテーマは「アイドルプリキュアを取り巻く人々」。アイドルプリキュア以外のキャラクターたちとの関係を語りました。まず名前が挙がったのが、タナカーン(田中)を演じる諏訪部順一さん。「『キミとアイドルプリキュア♪』を本当に愛してくれている」と南條さんをはじめ、キャスト陣が口々に語ります。
髙橋さんは、ななにとって“はもり”(うたの妹)がキーパーソンであり、恩人のような存在だとコメント。はもり役の飯田友子さんと趣味が合うとのことで、現場で会えることが楽しみだったと振り返ります。松岡さんも、咲良家の描写について言及。物語を通して、うたのお父さん役・江頭宏哉さん、お母さん役・北原沙弥香さんとも距離が縮まっていったと明かし、「自分の中の家族がひとつ増えたような感覚でした」と語りました。さらに、うたの楽曲「エブリデイ♪UTA-OH!!」のラスサビに家族全員の名前が盛り込まれていることにも触れ、愛犬・きゅーたろうも含めて「すごく好き」と愛情をにじませます。
一方で、敵キャラクターであるチョッキリ団の話題でも盛り上がります。高森さんは「毎週アフレコでいちばん作戦会議をしていた」と振り返り、南條さんは「オンエアには乗っていないアドリブがたくさんあって、笑いをこらえるのが大変でした」と収録時の裏側を披露しました。さらに、ダークランダー役の矢野正明さん、ザックリー/ザックリン役の佐藤さん、南條さんで“アドリブ同盟”を結んでいたことも明かされ、キャスト陣からも驚きの声が上がりました。また、矢野さんが敵という立場からあえて一歩引いてキャストと向き合っていた姿勢を「すごい」と一同。キャスト陣のキラッキランランな関係性を感じられるひと幕となりました。
クライマックスに向けた見どころとメッセージ
イベントも終盤に差し掛かり、「ラスト2話、ここに注目!」という文字がモニターに映し出されると、にぎやかだったステージは一瞬静かになりました。その沈黙からも本作に対する想いの深さが伝わってきます。
しばし考えたあと、髙橋さんは「私たちにとっても思い出深い2話になっているが、皆さんには新鮮な気持ちで受け取ってほしくて、どうお伝えしていいか迷う」と言葉を選びつつ、「まずはとにかく観てほしいという気持ち。『キミとアイドルプリキュア♪』というタイトルにふさわしいラスト2話だ」と語ると、南條さんも同意しました。続いて松岡さんは「ダークイーネを“倒す”のではなく、ライブに招待するという発想にすごく驚いた」と振り返り、高森さんは「最終話の展開にはビックリした」とコメント。それぞれが言葉を選びながら作品への想いをにじませます。花井さんは、キュアキッスから「最後に、しびれるセリフがある」と含みを持たせて語り、クライマックスへの期待を高めました。
イベントの締めくくりとして、キャスト一人ひとりからキラッキランランズにメッセージを送りました。最後を担ったのは松岡さんです。
「今日お話ししたのは、ほんの一部。まだまだ『キミプリ』愛にあふれたエピソードがたくさんある。みんなで話していると、あれもこれも話したい気持ちが溢れてきて、『キミとアイドルプリキュア♪』が自分の中ですごく大切だったと改めて感じた。あと2話放送されてしまったら終わりだという寂しさもあるが……私は(前作の)『わんだふるぷりきゅあ!』にも出演させてもらい、『わんぷり』の皆さんが私のことを笑顔で迎えてくれたことを最終話の収録後に思い出した。私も『わんぷり』の皆さんのように、頼れる先輩になれたらと思った。だから笑顔で最終話を迎えたい。」
その上で「個人的なお願いだが『キミとアイドルプリキュア♪』を一生忘れないでほしい。ぜひ、Blu-rayでも何度も観てほしい」と、ありったけの想いを込めて呼びかけました。
『キミとアイドルプリキュア♪』Blu-ray最新情報
イベントで語られたエピソードを思い浮かべながら本編を視聴すると、きっと新たな発見があるでしょう。『キミとアイドルプリキュア♪』が届けたキラッキランランな時間をぜひ何度も、何度でも楽しんでください。
- 「キミとアイドルプリキュア♪Blu-ray vol.3」は2026年3月25日(水)に発売予定です。
- 「キミとアイドルプリキュア♪Blu-ray vol.4」は2026年5月27日(水)に発売予定です。
©ABC-A・東映アニメーション













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