TikTokトレンド大賞2025、大賞は呪術廻戦！受賞作品＆内容を紹介

ショートムービープラットフォームTikTokは、2025年12月5日に「TikTokトレンド大賞2025」授賞式を開催し、大賞と各部門賞を発表しました。大賞にはアニメ『呪術廻戦』が輝き、国内外のファンコミュニティを牽引したことが評価されています。俳優・アーティストののんさんがプレゼンターとして登壇し、授賞式を盛り上げました。

TikTokトレンド大賞2025 開催概要とコンセプト

「TikTokトレンド大賞2025」は、2025年にTikTokで話題を集めたハッシュタグ、キーワード、音楽、映画、アニメ、ヒットアイテムなどをアプリ内のデータに基づき総合的に判断し、部門別に表彰するイベントです。

アニメ『呪術廻戦』が大賞を受賞！国内外のファンを牽引

「TikTokトレンド大賞2025」の大賞には、アニメ『呪術廻戦』が選ばれました。現在劇場版が公開中で、2026年1月8日からはTVアニメ第3期の放送も控える同作は、国内外のファンから絶大な支持を集め、TikTokでのファンコミュニティを牽引したことが評価されています。大賞発表時には、主人公・虎杖悠仁役の声優、榎木淳弥さんが登壇し、喜びを語りました。プレゼンターののんさんも、お気に入りのキャラクターについてトークし、作品への想いとファンコミュニティへの期待を述べました。

アニメ『呪術廻戦』は、その圧倒的な世界観とキャラクターの魅力で、名セリフを引用した動画や主題歌に合わせたクリエイティブな編集動画など、日々多様なファンコンテンツを生み出しています。2025年11月時点で、ハッシュタグ「#呪術廻戦」および「#jujutsukaisen」を付けた動画は累計160万件を超え、総再生回数は67億回以上を記録しています。ファン一人ひとりの創造力が作品の世界を広げ、アニメカルチャーをグローバルに牽引した点が「トレンドからカルチャーへ」という授賞式のテーマを体現しました。

アニメ『呪術廻戦』コメント

「TikTokトレンド大賞2025」にて大賞に選んでいただきありがとうございます。『呪術廻戦』を多くの方にお楽しみいただき、TikTokでも作品を愛していただいたことが、このような特別な賞につながったとスタッフ一同感謝しています。今後も、週刊少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦≡（モジュロ）』や現在公開中の『劇場版呪術廻戦』、そして2026年1月から始まるTVアニメ3期など、様々な展開で皆様にお楽しみいただけるよう準備を進めています。引き続き応援をよろしくお願いいたします。

音楽シーンに影響を与えた『超ときめき♡宣伝部』の『超最強』

TikTokを通じて音楽シーンに革新をもたらした楽曲に贈られるインパクト・ソング部門賞は、超ときめき♡宣伝部の楽曲「超最強」が受賞しました。楽曲や振り付けを使用した投稿、アーティストによるコラボ動画が次々と生まれ、最もトレンドに影響を与えた楽曲として評価されています。超ときめき♡宣伝部とプレゼンターののんさんは、楽曲名にちなんでそれぞれの「超最強」なものを披露しました。結成10周年を迎えた超ときめき♡宣伝部は、これまでの歩みを振り返り、メンバーとともに苦労や喜びを分かち合いました。

TikTokで「超最強」を使用した動画の総再生回数は、2025年11月時点で26億回を突破しています。キャッチーなメロディは国内のみならず、韓国・台湾などアジア各国でも大きな盛り上がりを見せました。メンバー自身の投稿をきっかけにファンやクリエイターによる振り付けやコラボ動画が拡散し、「元気をもらえる！」「とき宣見ると一日ハッピーになれる」といったコメントが溢れ、音楽を通じたポジティブな連鎖が広がっています。2025年の夏にTikTokでユーザーに広く親しまれた楽曲を発表する『Songs of the Summer 2025』では、1位にランクインしました。明るくポップな世界観と、“元気と笑顔を届けたい”という真っ直ぐなメッセージがTikTokユーザーに深く響き、音楽の力で共感と熱狂を生み出しました。

超ときめき♡宣伝部 杏ジュリア コメント

「超最強」がインパクト・ソング部門賞に選定されたと発表され、とても嬉しいです！ありがとうございます！この楽曲は推し活をしている方はもちろん、恋愛をしている方など、何か好きなことに当てはめることで、多くの方に共感していただける楽曲です。とてもポジティブでエネルギーのある楽曲なので、この曲を通して、もっと多くの方に元気やときめきをお届けできたら嬉しいです♡

考察文化を生み出した『映画『8番出口』』がヒット作品部門賞に

TikTok上で特に話題を集めた映画・ドラマ・アニメ作品を表彰するヒット作品部門賞は、世界的大ヒットを記録したゲームの実写化で、興行収入51億円を突破した映画『8番出口』が受賞しました。社会的なテーマを扱いながらも高いエンターテインメント性を備えたストーリーテリングが話題となり、TikTokでユーザーによる新たな考察文化を生み出したことが評価されています。登壇した東宝株式会社 宣伝部 映画『8番出口』 デジタルメディア担当 舘野はづきさんは、クリエイターによる考察動画など、TikTok内でのトレンドや影響力について語りました。

映画『8番出口』は、まるで8番出口の世界に入り込んだような演出を楽しむ動画や、伏線・テーマを読み解く投稿が数多く生まれ、ハッシュタグ「#8番出口」は2025年11月時点で総再生回数4.3億回を突破しました。映画の世界観を考察コンテンツへと拡張したことが評価され、「映画の楽しみ方を再定義した作品」として、エンタメ部門賞の受賞につながりました。

東宝株式会社 宣伝部 映画『8番出口』 デジタルメディア担当 舘野はづき コメント

このような名誉ある賞に選出いただき、チーム一同大変光栄に思います。公式アカウントでは『８番出口』ならではの、“地下通路”や“おじさん”を最大限に活かしたコンテンツ制作を目指し、日々挑戦してまいりました。この受賞は、本作でコラボしていただいたTikTokクリエイターの皆様、そして独自の視点で作品を盛り上げてくださった多くのユーザーの方々がいてくださったからこそだと感じています。皆さんと共に作りあげることができたこの盛り上がりこそが、私たちにとって何よりの喜びです。
改めて、映画『８番出口』を盛り上げていただいた皆様に感謝申し上げます！

知的好奇心を刺激する『#大人の学び直し』がハッシュタグ部門賞に

TikTok上でムーブメントを生み出したハッシュタグを表彰するハッシュタグ部門賞には、TikTokを通じて学びの間口を広げ、知的好奇心を刺激する文化的ムーブメントとして今年注目を集めた「＃大人の学び直し」が受賞しました。代表して、けんご📚小説紹介さんがトロフィーを受け取りました。けんご📚小説紹介さんによる文学・小説紹介動画は、「難しそうな本を身近に感じさせる」ことで定評があり、ユーザーに学び直しを楽しく続けるきっかけを提供しています。授賞式のステージでは、けんご📚小説紹介さんが、のんさんにおすすめの小説を解説する場面があり、小説の魅力について2人で大いに盛り上がりました。

短時間で知識を得られる“学び系コンテンツ”が注目を集める中、「#大人の学び直し」は2025年11月時点で総再生回数1.4億回を突破しました。幅広い学びジャンルが日々登場する中で、けんご📚小説紹介さんによる文学・小説紹介動画は、学び直しを楽しく続けるきっかけを提供しました。TikTokを通じて学びの間口を広げ、知的好奇心を刺激する文化的ムーブメントを創出した点が評価され、受賞に至りました。

けんご📚小説紹介 コメント

TikTokでの活動を始めておよそ5年。「小説紹介」というジャンルでTikTokトレンド大賞で受賞させていただけたのは、小説というコンテンツの力、そして何より視聴者の皆様のおかげです。TikTokは無限の可能性を秘めたプラットフォームだと思います。これからも、敬意を忘れずに、TikTokを通して小説や読書の魅力を発信し続けます。ありがとうございました。

サステナブルな『OKARAT』がヒットアイテム部門賞を受賞

TikTokをきっかけに注目を集めた商品・ブランド・サービスを表彰するヒットアイテム部門賞には、おからを使ったヘルシークッキーを通じて「おいしくて、からだにやさしい」をテーマに、多世代から共感を集めたOKARATが受賞しました。製造の過程で廃棄される“おから”に新たな価値を与え、フードロス削減にも貢献する点が評価されています。スタッフによるユーモアあふれる動画が話題となり、今年ローンチしたTikTok Shopでもヒット商品として注目を集めました。のんさんも感想を述べ、登壇者のOKARAT工場長も受賞を受けての喜びをコメントしました。

OKARATは、「#OKARAT」「#おからクッキー」などのハッシュタグを通じて、日常のスナックタイムを“ちょっとヘルシーに楽しむ”動画が数多く投稿されています。スタッフによるリアルでユーモアのある発信も話題となり、「おいしさ」と「サステナビリティ」を両立させた“食の新しい楽しみ方”を提案するブランドとして、TikTok Shopを中心に注目を集めました。

OKARAT コメント

この度は栄誉ある「TikTokトレンド大賞2025」ヒットアイテム部門賞をいただき、大変光栄に思います。日頃からOKARATのコンテンツを応援してくださっているフォロワーの皆様、ご利用いただいておりますお客様に心より感謝申し上げます。私たちは「美味しいを追求」「身体に良い」「使わない挑戦」という3つの指針を大切にしてきました。真面目に、正直に、良いものづくりに取り組む姿勢が評価されたことを大変嬉しく思います。今後も、皆様に愛される商品とコンテンツをお届けできるよう精進してまいります。

2000年代カルチャーを再燃させた『平成リバイバル / come again』

その年における、TikTok発のキーワードやカルチャー現象を表彰するホットワード部門賞は、2000年代カルチャーの再注目を象徴するキーワード「平成リバイバル / come again」が受賞しました。「come again」を歌う、m-floがトロフィーを受け取りました。「come again」を使用したファッション・メイク・ダンス動画が今年、TikTokで急増し、世代を超えた共感を生んでいる点が高く評価されました。

2000年代カルチャーの再注目を象徴するキーワード「平成リバイバル」。その流れの中で、m-floの名曲「come again」が2025年に再び脚光を浴びました。TikTokではこの楽曲を使用したファッション・メイク・ダンス動画が急増し、幅広い世代のユーザーが平成カルチャーの魅力を再発見しました。2025年11月時点の本楽曲を使用した動画の総再生回数は10億回に上ります。世代を超えて共感が広がり、「懐かしさを新しさに変える」ムーブメントを生み出した点が評価され、ホットワード部門賞を受賞しました。

m-flo コメント

このたびは「come again」をTikTokトレンド大賞ホットワード部門にノミネートしていただき、ありがとうございます。音楽の力で時代がリンクし、当時の感情や空気が今また蘇る。それがm-floにとって何よりの喜びです。これからもボーダーを越え、進化し続ける音楽を発信していきます。

プレゼンターのんが授賞式に登壇

「TikTokトレンド大賞2025」授賞式には、俳優・アーティストとして活躍するのんさんがプレゼンターとして登場しました。2025年3月に公式TikTokアカウントを開設したのんさんは、TikTok開設のきっかけや動画投稿時のこだわりについて語りました。映画やドラマ、アートなど多岐にわたる活躍を見せた2025年を振り返り、TikTokを基軸に社会やカルチャーに影響を与えたコンテンツの数々を称賛しました。

TikTokで最新トレンドをチェック

「TikTokトレンド大賞2025」で発表された受賞コンテンツは、TikTokが現代のカルチャーに与える影響力を示しています。各受賞作品やトレンドの詳細を、ぜひご自身の目でTikTokで確認してみてください。