『介護とハイエナ』が2026年5月26日、Webマンガサイト「くらげバンチ」で連載を開始しました。老人大国日本の介護の闇に斬り込む社会派サスペンス漫画です。
目次
社会派サスペンス漫画『介護とハイエナ』の連載情報
株式会社新潮社のWebマンガサイト「くらげバンチ」にて、社会派サスペンス漫画『介護とハイエナ』の連載がスタートしました。本作は、現代社会の抱える介護問題をテーマに、その実態と闇に迫る作品です。
- タイトル: 『介護とハイエナ』
- 連載開始日: 2026年5月26日
- 掲載サイト: くらげバンチ
- 原作: 甚野博則
- 構成: 鈴木マサカズ
- 作画: 石津のぞみ
物語のあらすじと主人公の視点
本作の主人公は、ニュースサイト「真創オンライン」編集部で事件を扱う契約記者、古世手悠一です。編集長から突然、介護に関する取材を依頼されます。
当初、介護が自分には関係ないと感じて気乗りしない古世手でしたが、母親の死に直面します。母親を看取れなかった経験を経て、古世手は介護問題に深い関心を持ち、その取材に挑むことになります。
漫画が描く現代社会の介護問題
『介護とハイエナ』は、老人大国・日本に潜む介護の闇を暴く社会派サスペンスです。作中では、以下のような多岐にわたる社会問題を描写しています。
- 老老介護
- 8050問題
- 介護業界の人手不足
- 社会保障費の増大
加速する少子高齢化社会において、これらの問題はすべての世代にとって他人事ではありません。本作は、見過ごされがちな“介護問題”と向き合うきっかけとなることでしょう。
作者陣が語る作品への思い
本作を手がける原作、構成、作画の各担当者から、作品へのコメントが寄せられています。
原作 甚野博則氏のコメント
甚野氏は、介護現場の裏側には善人の顔をした魔物、悪意のない黙認、欠陥のある制度など、様々な思惑が交差していると指摘します。家族の思い、本人の不安、施設の制約、行政の手順といった立場の違いから生じるズレが、誰かの人生を置き去りにする現状を描きます。人を支えるとは何か、人生の最期とは何かといった問いが、読者自身の問題として立ち上がるような人間模様を描写することを目指しています。
構成 鈴木マサカズ氏のコメント
鈴木氏は数年前、父親の一人暮らしが難しくなった際に、時間のない中でホーム探しに奔走した経験を明かしています。その中で、いずれ自分たちにも訪れるであろう介護の時が想像以上に大変であることを痛感し、介護を取り巻く様々な問題の存在を知ったと言います。この企画の話を受けた際、自身の経験から「これは乗るしかない」と感じ、甚野氏の原作と石津氏の作画を繋ぐパイプ役として尽力する旨を語っています。
作画 石津のぞみ氏のコメント
本作で初連載となる石津氏は、今回の仕事を通じて介護が他人事ではないと感じるようになったとコメントしています。介護を縁遠く感じている方々にも作品を手に取ってもらえるよう、作画に全力を注ぐと意気込みを語っています。
『介護とハイエナ』を紡ぐクリエイター陣
原作:甚野博則
1973年生まれ。元『週刊文春』記者。フリーランスのノンフィクションライターとして、社会ニュースやルポルタージュ記事を執筆しています。近著に『実録ルポ介護の裏』『ルポ超高級老人ホーム』などがあります。
構成:鈴木マサカズ
京都精華大学芸術学部卒。スピリッツ増刊21(小学館)でデビューしました。『「子供を殺してください」という親たち』や『ケーキの切れない非行少年たち』など、社会派コミックシリーズを多数連載しています。
作画:石津のぞみ
『ひとりの理由』で第32回くらげ漫画賞奨励賞、第1回「くらげバンチエッセイノンフィクション漫画賞」作画部門大賞を受賞しています。本作で連載デビューを飾りました。
『介護とハイエナ』をくらげバンチで読む
老人大国・日本の介護のリアルを描く社会派サスペンス『介護とハイエナ』は、「くらげバンチ」で連載中です。ぜひご一読ください。
コピーライト
『介護とハイエナ』©甚野博則 鈴木マサカズ 石津のぞみ/新潮社












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