ミッフィー展大丸梅田詳細ガイド！70周年記念の見どころを徹底解説

攻略大百科編集部

2025年に誕生70周年を迎えるミッフィーを記念し、「もっと、もっと、ミッフィー」をテーマにした展覧会「誕生70周年記念ミッフィー展」が大丸梅田店15階にて開催されます。本記事では、本展の概要から詳細、チケット購入方法までを詳しく紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

1 「誕生70周年記念ミッフィー展」開催概要
2 誕生70周年記念ミッフィー展の見どころ
3 誕生70周年記念ミッフィー展チケット情報・お問い合わせ

「誕生70周年記念ミッフィー展」開催概要

会場: 大丸ミュージアム＜梅田＞大丸梅田店15階
会期: 2025年8月14日（木）～9月1日（月）
入場時間: 10時～19時（20時閉場）
- 最終入場は閉場時間の1時間前まで。
- 最終日は17時まで（18時閉場）。
- 入場時間は変更になる場合があります。
入場形式: 全日日時指定制（終日）。事前の日時指定券購入が必要です。日時指定券は先着順での販売となります。
入場料:
- 一般・大学生: 1,800円（前売券: 1,600円）
- 高校生: 1,300円（前売券: 1,100円）
- 小中学生: 800円（前売券: 600円）
- 未就学児は入場無料。ただし、ご入場の際は必ず保護者（18歳以上）同伴で、保護者1名につき2名までご入場いただけます。
チケット販売場所: ローソンチケット（インターネット予約、ローソン、ミニストップ店頭）
チケット販売スケジュール:
- 一般販売前売券: 2025年7月5日（土）10時～2025年8月13日（水）23時59分
- 当日券: 2025年8月14日（木）0時～各日、各入場開始時間15分前まで
- 各日時の入場券は予定枚数に達し次第、販売を終了します。
Lコード: 53421
注意事項: グッズコーナーのみのご入場は不可とさせていただきます。日時指定の予約枠に空きがある場合は、会場で当日券が販売される場合があります。
主催: 「誕生70周年記念ミッフィー展」実行委員会
後援: オランダ王国大使館
企画協力: ディック・ブルーナ・ジャパン、Mercis bv
協賛: ミサワホーム、フェリシモ
協力: 福音館書店、講談社

誕生70周年記念ミッフィー展の見どころ

本展では、「もっと、もっと、ミッフィー」をテーマに、ミッフィーの誕生70周年を記念した多角的な展示が展開されます。

ミッフィー絵本シリーズ全32作品の原画・スケッチを日本初展示

1955年に誕生した『ちいさなうさこちゃん』（初版）から、2009年の『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』に至るまで、ディック・ブルーナ氏が50年以上にわたり描き続けたミッフィーシリーズ全32作品の原画やスケッチが、日本で初めて一堂に展示されます。素朴な線で描かれたミッフィーが、家族や友人との温かい繋がりの中で様々な経験をしていく様子を、各作品を通じて深く味わうことができます。

『ちいさなうさこちゃん』（初版）1955年

『ちいさなうさこちゃん』（改定版）1963年

『うさこちゃんひこうきにのる』1970年

『うさこちゃんのゆめ』1979年

『うさこちゃんとあかちゃん』　2003年

『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』2009年

厳選された3作品から探るミッフィーの魅力

本展では、特に『うさこちゃんおとまりにいく』（1988年）、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』（1996年）、『うさこちゃんとたれみみくん』（2006年）の3作品に焦点を当て、初来日となる作品を含む多くの原画や資料が紹介されます。ディック・ブルーナ氏のデザイン的な探求心や遊び心、おばあちゃんの死というテーマに率直に向き合った物語、そして身体的な違いからミッフィーが気づき、勇気ある行動を取る姿を通して、考え抜かれたシンプルな色と線で子どもたちに優しく正直に語りかけるミッフィー絵本のエッセンスを感じ取ることが可能です。

『うさこちゃんおとまりにいく』　1988年

『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』 1996年

『うさこちゃんとたれみみくん』 2006年

ディック・ブルーナ氏の貴重な朗読映像を20年ぶりに公開

2005年に開催された「ミッフィー展」で公開された、ディック・ブルーナ氏自身が原語（オランダ語）で『うさこちゃんとうみ』を朗読する映像が、20年ぶりに再公開されます。ブルーナ氏の優しく、時にユーモラスな声を通じて、原語の物語が持つ独特の響きを体験する貴重な機会となります。

アーティスト・デザイナーとしてのディック・ブルーナ氏の軌跡

絵本作家としての顔だけでなく、アーティストとしての才能も持ち合わせていたディック・ブルーナ氏の多岐にわたる活動に光を当てます。若き日に彼が描いた絵画作品をはじめ、父が経営する出版社で手掛けたデザインペーパーバックの装丁やポスターなども展示されます。これらのデザインワークがミッフィー絵本に与えた影響について、新たな視点から注目することができます。

ディック・ブルーナ氏プロフィール

ディック・ブルーナ氏（1927-2017）は、オランダ・ユトレヒト生まれの絵本作家でありグラフィックデザイナーです。1953年に初めての絵本『de appel (りんごぼうや)』を発表して以来、2017年2月に生涯を閉じるまでに120冊以上の絵本を世に送り出しました。彼の作品は全世界で約50の言語に翻訳され、累計8500万部以上を誇るロングセラーとなっています。