古参ゲーム実況者たろちん氏の初エッセイ『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』(略称:膵臓爆発本)が2025年10月16日(木)に発売されます。にじさんじ・月ノ美兎氏も推薦する本書籍の詳細や購入方法を詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
書籍『膵臓爆発本』の基本情報
たろちん氏による初のエッセイ『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』(略称:膵臓爆発本)の基本情報は以下の通りです。
- 正式名称: 『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』
- 略称: 『膵臓爆発本』
- 著者: たろちん
- 発売日: 2025年10月16日(木)
- 定価: 1,980円(税込)
- 出版社: 太田出版
- 判型: 四六判変形
- 頁数: 202頁
- ISBN: 978-4-7783-4097-1
また、QJストアでは限定セットも販売されます。
- QJストア限定セット:
- 書籍+アクリルブロックセット:2,970円(税込)
- 書籍+ステッカーセット:1,980円(税込)
『膵臓爆発本』の深掘り:内容、推薦コメント、特典
本書籍は、古参ゲーム実況者であるたろちん氏の壮絶な入院体験と、その後の人生をユーモラスに綴った作品です。
たろちん氏の壮絶な入院体験とユーモラスな視点
本書は、2008年からニコニコ動画で活動する古参ゲーム実況者・たろちん氏が、生死の境をさまよった壮絶な入院体験をユーモアたっぷりに綴った初エッセイです。膵臓の一部が壊死し、腎臓や肝臓といった様々な臓器不全を引き起こす致死率の高い疾患「重症急性膵炎」に見舞われたたろちん氏。
「なんかお腹痛いなー」から緊急入院、転院、2か月以上にわたる絶飲絶食、院内での幻覚体験、お腹の上に出しっ放しになった腸、そして回復途中の脳出血による昏睡状態など、ジェットコースターのような波乱万丈の入院生活が描かれています。アルコール依存の哀愁と壮絶な入院経験を、ゲーム実況者という独自の視点から、痛快でコミカルなタッチで描いた新しいエッセイです。
にじさんじ・月ノ美兎氏が語る『膵臓爆発本』の魅力
本書には、にじさんじ所属バーチャルライバーの月ノ美兎氏による推薦コメントが寄せられています。月ノ美兎氏はたろちん氏を「人生で一番好きなゲーム実況者」と評し、以下のコメントを寄せています。
「人生で一番好きなゲーム実況者が気づいたら逝きかけてました。
概要欄がおもしろい実況者の書く本は絶対におもしろい。これはマジ」
このコメントは、本書の帯にも掲載されており、月ノ美兎氏が推薦する作品としての注目度を高めています。
描き下ろし漫画や限定セットで『膵臓爆発本』をより深く楽しむ
本書には、『はぐちさん』の作者であるくらっぺ氏による描き下ろし8コマ漫画が収録されており、作品の世界観をさらに豊かにしています。
また、QJストアでは書籍単体だけでなく、限定特典付きのセットも販売されます。
- 書籍+アクリルブロックセット: 2,970円(税込)
- 書籍+ステッカーセット: 1,980円(税込)
これらの限定セットは、たろちん氏のファンにとって特別なアイテムとなるでしょう。
『膵臓爆発本』著者たろちん氏の人物像と活動
著者のたろちん氏は、1985年10月14日生まれ、本名は大井正太郎氏です。2008年のゲーム実況黎明期に、ニコニコ動画で「たろちん」としてゲーム実況を開始しました。泥酔して支離滅裂なことを言い、突如奇声を上げるなど、グダグダなプレイで人気を博した古参ゲーム実況者として知られています。
Webニュースサイト「ねとらぼ」のライター・編集者を経て、現在はフリーランスで活動しています。お酒をこよなく愛する人物でしたが、2022年に「重症急性膵炎」を患い膵臓の3分の2が壊死したことで、現在は生涯禁酒の身です。noteでも闘病体験やその後の生活を綴っています。
『膵臓爆発本』目次で辿るたろちん氏の激動の人生
本書は、たろちん氏の人生における重要な局面を、以下の構成で詳細に描いています。
はじめに
第一章 膵臓が爆発して医師に「マジで死ぬよ」と言われた話
- 始まりは「なんかお腹痛いなー」
- 「最大の痛み」は最初の数日に来る
- さらなる転院、ICUへ
- 病院でベロベロになる
- 魂的な意味でヌキありのメンエス「三途エステ」
- 「病気」というゲーム配信をしているだけ
- 「院内大量殺人事件」に巻き込まれ死を覚悟する
- 写真を見ながらおむつにうんちをするのが唯一の楽しみ
- オンライン面会でもベロベロ
- 妻の神対応「Discordと友人のラジオ」
- そして危篤へ……
- 「痛み止めの界王拳」が効かない絶望
- 全身がマシュマロマンになる
- ベッド上のメリークリスマス
漫画コラム
- 妻・いみちん
- ヒマな時間の過ごし方
第二章 不登校の中卒少年が酒に救われて「酔っ払いゲーム実況者」になった話
- なんでそんなことになるまで飲んだの?
- ドラえもんの「ホンワカキャップ」に憧れる
- 不登校の中卒少年と初めての飲酒
- ジャズサークルでの「酒とバラの日々」
- 酔っ払いゲーム実況者「たろちん」の誕生
- ゲーム実況者同士の飲み仲間「亀戸組」
- フリーライター(実質無職)の生活へ
- 社会人、結婚、そして発病へ
漫画コラム
- アルコール・エフェクト
- たろちんとの思い出
第三章 助かったと思ったら「脳出血」でまた死にかけた話
- HCUで情報の洪水に溺れる
- 『おさるのジョージ』に救われる日々
- 2カ月ぶりの水とゼリー
- 脳出血で気絶し「いいですか、落ち着いて聞いてください」の世界に
- 呼吸器再装着でへこむ
- 声を取り戻した第一声「誕生日おめでとう」
- ラスボスは『バイオハザード』問題
- リハビリ中に妻と3カ月ぶりの対面
- 一泊1万4000円の高級個室
- 病室で競馬ができるまでに回復
- リハビリ中の筋肉「そこになければないですね」
- リハビリ界のゴールデンルーキー(37)
- そして退院へ
漫画コラム
- 退院後もまだ酒を飲みたくなるか?
- 退院後の食事について
第四章 「めでたしめでたし」の向こう側にある人生を生きている話
- 生活のすべてがリハビリの日々
- 細かすぎて伝わらない「重症急性膵炎の後遺症」
- 復職と退職
- 無精子症発覚
- 糖尿病になる
- 「めでたしめでたし」の向こう側にある人生を生きている
おわりに
『膵臓爆発本』のご予約・ご購入方法
たろちん氏の初エッセイ『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』(略称:膵臓爆発本)は、全国の書店およびオンラインストアにてご購入いただけます。QJストアでは限定セットも用意されていますので、ぜひご検討ください。
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