短編アニメーション映画『轍を越えてゆけ』が、2025年10月10日よりテアトル新宿にて一週間限定でレイトショー上映されます。東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)卒業生が背景美術で参加し、国際映画祭で受賞した注目作です。
目次
映画『轍を越えてゆけ』テアトル新宿での上映情報
- 上映期間: 2025年10月10日(金)~10月16日(木)
- 上映劇場: テアトル新宿(レイトショー)
- チケット発売: 2025年10月3日(金)19:00〜 劇場窓口・オンラインにて販売
- 制作: スタジオDOT
- 作品尺: 約30分の短編アニメーション
- 物語: 戦争を生き延びた少女たちが、苛酷な運命と葛藤を抱えながらも「自立」へと歩んでいく姿を描く。
映画『轍を越えてゆけ』の詳細
国際映画祭での評価と受賞歴
短編アニメーション映画『轍を越えてゆけ』は、2025年7月にカナダ・モントリオールで開催された第29回ファンタジア国際映画祭にてワールドプレミア上映されました。同映画祭では「今敏賞」にノミネートされ、「観客賞・銅賞」を受賞しています。
ファンタジア国際映画祭の概要
ファンタジア国際映画祭は、1996年からカナダ・モントリオールで毎年夏に開催される、北米最大級のジャンル映画祭です。ホラー、SF、ファンタジー、アニメーションなど、世界中から数百本の作品が集まり、観客動員は10万人を超える規模を誇ります。これまでに『パプリカ』、『君の名は。』、『未来のミライ』、『夜は短し歩けよ乙女』といった日本の代表的なアニメーション作品も多数紹介されてきました。この歴史ある映画祭での受賞は、作品の完成度とクリエイターたちの挑戦が国際的に認められた証です。
TECH.C.卒業生による背景美術への貢献
本作には、東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)コミックイラスト専攻を2017年に卒業した鷲頭 功典氏が背景美術として参加しています。鷲頭氏は、作品の舞台となる氷に覆われた「シビル基地」をはじめとする印象的な舞台設定を描き出し、キャラクターの心情を支える世界観づくりに貢献しました。TECH.C.卒業生はアニメ、ゲーム、イラスト、IT業界をはじめ幅広い分野で活躍しており、今回の劇場公開は、卒業生がプロの現場で存在感を発揮している一例です。情報源には、鷲頭氏からTECH.C.で学ぶ後輩たちに向けて贈られたメッセージがあるとの記載があります。
映画『轍を越えてゆけ』を劇場で鑑賞
国際映画祭でも高く評価された短編アニメーション映画『轍を越えてゆけ』を、ぜひテアトル新宿の劇場でご鑑賞ください。チケットは2025年10月3日(金)19:00より販売開始されます。
作品の詳細や関連情報はこちらからご確認いただけます。
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)について
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)は、「産学協同」を活かした独自の教育システムを通じて、ゲーム業界、esports業界、VTuber業界、IT・AI・ロボット業界、CG・映像・アニメ・イラスト業界などを目指す人材を育成しています。技術やコミュニケーションに加え、「無限の創造力を発揮することの⼤切さ」「変化の時代に常に新しい考えを⽣み出すことの⼤切さ」「世界中の⼈々に共感を与え、感動と⾏動を⽣み出す⼤切さ」の3つの考え方を学ぶことで、「自分らしさ」を活かし、未来を創造する人材を輩出しています。
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