クランチロール・アニメアワード2025が日本で開催され、アニメ・オブ・ザ・イヤーに『俺だけレベルアップな件』が決定しました。世界中のアニメファンからの投票により、各部門の受賞作品が発表されています。
目次
クランチロール・アニメアワード2025について
- イベント名: クランチロール・アニメアワード 2025
- 開催回: 第9回
- 開催地: 日本
- 司会: 天城サリー、ジョン・カビラ
- 配信: 国内外にライブ配信、後日オンデマンド配信(クランチロールYouTubeチャンネル、Twitch、SONY PICTURES CORE、ソニーグループYouTubeチャンネル)
- 投票数: 5,100万票
- 運営: 株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ、米デンプシー・プロダクションズ
『俺だけレベルアップな件』がアニメ・オブ・ザ・イヤー受賞!
『俺だけレベルアップな件』がアニメ・オブ・ザ・イヤーを含む多数受賞
「クランチロール・アニメアワード 2025」において、アニメ・オブ・ザ・イヤーは『俺だけレベルアップな件』に決定しました
同作はアニメ・オブ・ザ・イヤーに加え、最優秀新シリーズ賞、最優秀アクション作品賞、最優秀エンディング賞(「request」 krage)、最優秀主演キャラクター賞(水篠 旬)、最優秀作曲賞(澤野弘之)など、複数の部門で受賞を果たしています。
さらに、最優秀声優賞では英語、ポルトガル語、カスティーリャ語(スペイン)の各部門で水篠 旬役の声優が受賞しており、グローバルでの評価の高さを示す結果となりました。
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注目作品の受賞結果
各部門では、多くの話題作が受賞リストに名を連ねました。
フィルム・オブ・ザ・イヤーには『ルックバック』が選出されました。
最優秀ドラマ作品賞は『葬送のフリーレン』が受賞し、同作は最優秀背景美術賞、最優秀監督賞(斎藤圭一郎氏)、最優秀助演キャラクター賞(フェルン)も受賞しています。
最優秀コメディ作品賞は『マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編』、最優秀継続シリーズ賞は「鬼滅の刃」柱稽古編が受賞し、同シリーズは最優秀アニメーション賞も受賞しました。
最優秀オリジナルアニメ賞には『NINJA KAMUI』、最優秀異世界アニメ賞には『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』、最優秀ロマンス作品賞には『アオのハコ』、最優秀日常系作品賞には『負けヒロインが多すぎる!』がそれぞれ選ばれています。
最優秀オープニング賞および最優秀アニソン賞は『ダンダダン』の「オトノケ」(Creepy Nuts)が受賞し、最優秀キャラクターデザイン賞も同作が受賞しています。
「何があっても守りたい 」キャラクター賞は『SPY×FAMILY Season 2』のアーニャ・フォージャーが受賞しました。
日本語最優秀声優賞とグローバルでの評価
最優秀声優賞(日本語)は、『薬屋のひとりごと』猫猫役の悠木碧氏が受賞しました。他の言語部門でも各作品の声優が受賞しており、アニメにおける演技への国際的な注目度が示されています。
新設アワードと授賞式のパフォーマンス
今年から新たに設けられたクランチロール・アニメアワード初の「グローバルインパクトアワード」は、『進撃の巨人』が受賞しました。文化や歴史、そして世界中の観客の心を掴んだ作品を称えるこの賞は、『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』をもって幕を閉じた同作の長年の功績を讃えるものです。授賞式では、Creepy Nuts、FLOW、LiSAといったアーティストがパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。
世界から集まった5,100万票
クランチロールのプレジデント、ラウール・プリニ氏は、世界中から5,100万票を超える投票があったことに触れ、「アニメは単にTV版や劇場版、アニメソングであるだけではなく、アニメファンのアイデンティティをも形成し得る芸術作品なのです」と述べ、ファンの熱意と日本のクリエイターへの祝福を伝えました。投票はブラジル、カナダ、チリ、フランス、ドイツ、インド、メキシコ、スペイン、イギリス、アメリカからの票が上位を占め、カナダとチリが初めてトップ10入りしました。
クランチロール・アニメアワード2025 受賞作品をチェック
クランチロール・アニメアワード2025の全受賞作品は、公式サイトにてご確認いただけます。また、授賞式の模様は後日オンデマンド配信される予定です。
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