大阪・関西万博で引くことのできるミャクミャクぬいぐるみくじについて、実際に購入してきた体験を交えて、くじを引くまでの流れや準備しておいた方がいいものなどを紹介します。
目次
ミャクミャクぬいぐるみくじとは?
大阪・関西万博の公式マスコット「ミャクミャク」のぬいぐるみが必ず当たる人気のくじです。
ハズレはなく、1等から3等のいずれかのぬいぐるみが入手できます。書店で有名な丸善ジュンク堂書店が運営しており、公式ショップでぬいぐるみを購入するよりもお得だと話題になっています。
場所・アクセス方法
会場内の場所
ミャクミャクぬいぐるみくじは、万博会場内の東ゲートゾーンにあります。具体的には、「日本館」と「EXPOホール」の間です。淡いブルーのキッチンカーと、その後ろにある簡易的な建物(トレーラーハウスのようなもの)が目印です。
列は大屋根リングの下に形成
ミャクミャクぬいぐるみくじの列はキッチンカーの奥にもありますが、時間帯によっては多すぎて並びきらないため大屋根リングの下に列の最後尾があります。
大屋根リングの下に列ができている場合は最後尾の札を持った方がいらっしゃいますので、目印にしましょう。
大屋根リングの柱には番号が振られており、ミャクミャクぬいぐるみくじの最後尾は70-71の間にありました。
アクセス方法
最寄りのゲートは東ゲートです。
- 東ゲートから入場します。
- 会場に入ったら、目指すは「大屋根リング」です。
- 大屋根リングの下をくぐり、左へ進みます。
- 「日本館」と「EXPOホール」が見えてきたら、その中間地点にあります。
手前に青っぽいキッチンカーが見えてきます。その先、左側にくじの会場があります。係員が立って誘導しているほか、行列ができていることが多いので、比較的見つけやすいでしょう。
値段・仕組み・景品
料金
料金 |
2,200円 |
---|
1回 2,200円(税込)です。確実にぬいぐるみが手に入ることを考えると、公式ショップでの購入よりお得感があるという声が多く聞かれます。
ハズレなし!必ずぬいぐるみが当たる
ミャクミャクぬいぐるみくじはハズレがありません。以下の3種類のぬいぐるみのうち、どれか1つが必ず当たります。
1等 |
約80cm (超特大サイズ) |
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2等 |
約46cm (中サイズ) |
3等 |
約23cm (ミニサイズ) |
当選した場合は、並んでいるぬいぐるみの中から好きな顔の子を選ぶことができます。
くじのシステムとルール
ミャクミャクぬいぐるみくじを引くにあたりシステムとルールを紹介します。
システム
料金を支払い、引換券をもらってからくじを引く流れです。レジの窓口は一緒ですが一応レジは2個あります。
支払方法は大阪・関西万博オリジナル電子マネー、国際ブランドのクレジットカード、コード決済などがあります。
くじは三角くじ
くじは筐体の中に手を入れて1枚券を取り出す方式です。
1枚くじを取り出したら筐体のそばの係員にくじを渡し開けてもらう流れになります。
2等~1等が当たると係員が鐘を鳴らしてくれます。
1日1人1回まで
万博開催当初はあまり人気はなかったようですが、現在は非常に人気が大きく購入者が多いため、一人一回までの制限が設けられています。
手提げ袋は有料
手提げ袋は引換券購入時に一緒に買うことができます。
当選確率について(目安)
公式に確率は発表されていませんが、体験者の声やSNSの情報によると、おおよその傾向は以下のようです。
1等(大サイズ) |
5%前後(約20人に1人) |
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2等(中サイズ) |
25〜30%前後 |
3等(小サイズ) |
残りの大多数 |
やはり1等は当たりにくいレアな存在です。1等が出ると、周囲から歓声があがることもあります。
ただし、3等でも約23cmと十分な大きさがあり、作りもしっかりしているため、「ハズレ」という印象は全くなく、満足度は高いようです。
ちなみに記事作成者は同行者と共にくじを1回ずつ、計2回引きましたがどちらも3等でした。
混雑状況・待ち時間
ミャクミャクぬいぐるみくじは非常に人気が高く、万博開催期間が経過するにつれて、日々行列が長くなっています。
実際の待ち時間の目安
混雑状況は日や時間帯によって大きく変動します。
開場直後(9:00〜9:30頃) |
30分〜1時間待ち |
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午前10時以降 |
1時間〜2時間待ち |
昼前後〜午後(12時〜14時頃) |
2時間〜3時間待ちになることも |
特に土日祝日やイベント開催日、天気の良い日は早い時間から混雑する傾向があります。
「案内されている待ち時間は、実際にかかる時間より少し長めに設定されている(最大値の案内)」という体験談もありますが、長時間並ぶことは覚悟しておきましょう。
記事作成者は平日イベントがない日に11:20に並び始め、12:50頃に購入できました。
入店規制が入ることも
人が並びすぎると一時入店規制が入ることもあります。
ある程度列が進んだら再び列に加わることができますので、タイミングを見つけて並びましょう。
終了時間・売り切れ情報
基本的な営業時間は20時までとされていますが、くじの数には限りがあり、日によっては早めに終了する場合があります。
来場者数が多い日には、夕方(16時〜17時頃)に受付を終了した事例が報告されています。
確実にくじを引きたい場合は、午前中に並ぶのがおすすめです。
記事作成者が引いた日は17:00に受付終了しております。
攻略方法・並ぶコツ
人気のミャクミャクぬいぐるみくじを効率よく楽しむための攻略ポイントです。
朝イチ(開場直後)を狙う
最も待ち時間が少ない可能性が高い時間帯です。東ゲートからの入場を目指しましょう。
午後のピークタイムを避ける
昼前後から午後は最も混雑し、待ち時間が長時間化しやすい傾向があります。
最新の混雑状況を確認する
万博会場内の「シャインハット前」に設置されているライブカメラに、くじの列が映ることがあります。出発前や会場内で確認するのも有効です。SNSでのリアルタイム情報も参考になります。
大阪・関西万博の公式Youtubeはこちら
現地の誘導に従う
人気の高まりに伴い、列の形成場所や並び方が変更されることがあります(例:以前はキッチンカー前だったが、大屋根下に列を形成)。
必ず係員の指示に従って並びましょう。
eMoverなどの活用
ゲートからくじ引き場所までの移動にeMoverを利用するのも、時間を節約する一つの手です。
eMoverの公式サイトはこちら
待ち時間の有効活用
ミャクミャクぬいぐるみくじで順番を待つ間にできる、時間の有効活用法を紹介します。
SNSで他パビリオンの情報収集
SNSで行きたいパビリオンの混み具合などの情報を収集しておきます。
ホームページからパビリオンの予約を
ホームページから他パビリオンの予約を行います。
1つ予約してしまうとその予約を消化するまで次の予約はできないため、遅めの時間の予約は早い段階でしないようにしたいです。
待ち時間に隙間時間でお買い物!
あらかじめ万博内に置かれている丸善ジュンク堂書店のQRコードを読みこんでおくことで、待ち時間にお買い物できます。
アクセスパスワードも一緒に書いてあるため、画像の写真を撮っておきたいです。
この紙は大屋根リングの下の待機所には置いていないため、大屋根リングの下の待機所に行く前に写真を撮っておくことを推奨します。
ミャクミャクぬいぐるみくじのキッチンカーの裏にある待機列で見かけました。
待つ用の椅子を準備
かさばらない持ち運びできる折り畳み椅子は他パビリオンを回るうえでも重宝します。
会場は広く歩かなければいけないことも多いため、体力温存のためにひとつ準備しておきましょう。
順番待ち時は傘を貸してくれる
順番待ちで日差しや雨が当たる場所では傘を貸してくれます。
自分の順番が来たら傘を返さなければいけないため、折り畳みの日傘兼雨傘は準備しておきたいです。
持ち帰り時の注意点
1等(80cm)はかなりの大荷物!
もし1等の約80cmのぬいぐるみが当たった場合、その大きさはかなりのインパクトです。抱えると胸のあたりまでくるほどのサイズで、持ち運びに苦労することが予想されます。
公共交通機関を利用して帰宅する場合、混雑時の乗車や移動が大変になる可能性があります。
配送サービスは?
6月現在では当日手荷物配送と手荷物預かりがあり、当日手荷物配送では大阪市全域の配送がされているようです。
この当日手荷物配送では当日の15時までに預かった荷物を当日20時までに配送する、というものです。
全国でのサービスはしていないほか万博に行った当日夕方あたりまでに帰宅またはホテルに到着しておく必要があります。
今後の展開
画像にもある通り、今後「翌日以降配送のセイノーによる通常の全国宅配便サービスも提供予定」とあるため、万博を訪れる予定のある方は要チェックです。
在庫・終了に関する噂について
SNS上では、くじ用のぬいぐるみの在庫が減ってきているのではないか、ミャクミャクぬいぐるみくじ自体が早期に終了してしまうのではないか、といった噂も出ています。
これはあくまで噂情報であり、公式な発表はありません(2025年6月上旬時点)。
ただし、連日の人気と早めの終了事例があることから、懸念を示す声があるのも事実です。
ぬいぐるみを増産しているという話も一部で聞かれます(これも噂情報です)。
これらの噂の真偽は不明ですが、確実にくじを引きたいと考えている場合は、早めの時期に訪問することを検討しても良いかもしれません。
公式からの発表があれば、最新情報を確認しましょう。
まとめ
ミャクミャクぬいぐるみくじは、大阪・関西万博で大人気の限定アトラクションです。1回2,200円で必ずミャクミャクのぬいぐるみが手に入り、特に公式ショップよりお得に感じられる点が魅力です。
- 場所は東ゲートゾーンの「日本館」と「EXPOホール」の間。
- 値段は1回2,200円、ハズレなしで1等(80cm)、2等(46cm)、3等(23cm)のいずれかが当たります。
- 混雑は日々激化しており、ピーク時は2〜3時間待ちになることも。
- 攻略の鍵は「朝イチ」訪問。ライブカメラやSNSで最新情報を確認し、現地の誘導に従いましょう。
- 営業時間内でも、くじがなくなり次第早めに終了することがあります。確実に引きたいなら午前中がおすすめです。
- 1等が当たると持ち帰りが大変なので、準備しておくと安心です。
- 在庫や早期終了に関する噂も出ていますが、公式情報は確認しつつ、早めの訪問を検討するのも良いでしょう。
ミャクミャク好きはもちろん、万博の記念にぜひ挑戦してみてください。長時間の待ち時間や持ち帰りの大変さも、きっと良い思い出になるはずです。
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