2026年版「ほぼ日手帳」が2025年9月1日(月)に世界同時発売されます。本年度は手帳と文具で350以上の新作アイテムが登場し、多様なコラボレーションや新シリーズが展開されます。商品の詳細、購入方法などを詳しく紹介するのでぜひ参考にしてください。
目次
ほぼ日手帳2026の注目ポイントと公式オンラインストア情報
「ほぼ日手帳2026」に関する主な情報は以下の通りです。
- 正式名称: ほぼ日手帳2026
- 新作アイテム数: 手帳と文具で350以上
- 発売日: 2025年9月1日(月)午前11時(世界同時発売)
- 『ONE PIECE magazine』シリーズのみ2025年10月1日(水)午前11時発売
- デジタル版: ほぼ日手帳アプリ(2025年9月中旬国内先行リリース予定)
- 販売場所: ほぼ日オンラインストア、直営店「TOBICHI(東京/京都)」、全国のロフト、Amazon、楽天など
- 発売時刻や取扱商品は店舗によって異なる場合があります。
- 先行発表会: 2025年8月22日(金)~28日(木)の7日間「TOBICHI(東京/京都)」で開催(京都は27日まで)。発売前に新作ラインナップを手に取ってご覧いただけます。来場記念ステッカーもプレゼントされます。
25周年を迎える「ほぼ日手帳」の魅力と進化
ほぼ日手帳とは?世界中で愛される「LIFEのBOOK」
ウェブサイト「ほぼ日」から誕生した「ほぼ日手帳」は、2026年版で25年目を迎えるロングセラー商品です。持つ人の好みやライフスタイルにあわせて自由に使える「LIFEのBOOK」として、言語や文化を飛び越えて世界中で人気が拡大しています。2025年版は世界の100を超える国や地域で96万部を販売し、欧米を中心に海外での人気が拡大しており、売上の55%以上(第3四半期時点)を海外が占めるまでに成長しました。国内でも引き続き拡大中で、全国のロフトにおける手帳売上ランキングでは21年連続1位を記録しています。
多彩なラインナップ!ほぼ日手帳の本体タイプ
「ほぼ日手帳」には、好みに合わせてタイプを選べるさまざまな手帳本体があります。
- 定番の1日1ページ: オリジナル(A6)とカズン(A5)の2種類。
- 薄くて丈夫な用紙「トモエリバー」、書きやすい「3.7ミリ方眼」、パタンと「180度開く」造本、1日1つずつ掲載された「日々の言葉」などが人気の特徴です。本体に装着して使える手帳カバーは、豊富なラインナップが展開されます。
- カバーと本体が一体になったタイプ: 「HON」
- 持ち運びやすいサイズの週間手帳: 「weeks」
- 日付を気にせずに使える月間ノート手帳: 「day-free」
- 5年分の記録を1冊にまとめられる: 「ほぼ日5年手帳」
これらの本体ラインナップの詳細については、公式サイトをご確認ください。
注目コラボレーション!人気作品やアーティストとの出会い
絵本・漫画・ゲームとのスペシャルコラボレーション
2026年版「ほぼ日手帳」では、絵本や漫画、ゲームといった多様なジャンルとのコラボレーションが充実しています。
『ムーミン』の世界観を表現した手帳と文具
© Moomin Characters™
仲間たちの冒険を描いた『ムーミン』の世界が「ほぼ日手帳」に登場します。オリジナル(A6)・カズン(A5)サイズ用の手帳カバー、ほぼ日5年手帳用の手帳カバー、週間手帳のweeksが用意されています。手帳と一緒に使える文具や収納アイテムも20アイテム以上が展開されます。
30周年記念!「たまごっち」初のコラボアイテム
ⒸBANDAI
1996年に発売され、大流行を巻き起こしたデジタル携帯ペット「たまごっち」と「ほぼ日手帳」が初めてコラボレーションします。たまごっちが賑やかに並ぶ手帳カバーとweeksが登場。収納アイテムや、手帳を可愛くデコレーションできる文具も多数用意されています。
『ONE PIECE magazine』との4年目コラボレーション「DIALOGUE」
© Eiichiro Oda/SHUEISHA
4年目のコラボレーションとなる2026年度版のテーマは〝DIALOGUE(対話)〟です。『ONE PIECE』第1巻から第110巻までに描かれた、様々な関係性を表す対話が厳選され、365日の手帳ページに掲載されます。手帳カバーやHON、weeks、文具の新作も登場し、2025年10月1日発売予定です。
伊藤潤二氏のホラー漫画『富江』が手帳に
© ジェイアイ/朝日新聞出版
ホラー漫画家の伊藤潤二さんのデビュー作にして代表作のひとつ、『富江』の絵が「ほぼ日手帳」になりました。伊藤潤二さんによる原作イラストを使用して、オリジナル・カズンサイズ用の手帳カバーとweeksが制作されました。下敷きやスタンプ、ふせんも用意されています。
絵本『ちいさいおうち』の美しい表紙デザイン
© 2025 VLB Rights Holder
1942年にアメリカで出版された絵本『ちいさいおうち』が「ほぼ日手帳」に登場します。澄んだ青空のようなブルーが印象的な絵本の表紙をもとに、オリジナル・カズンサイズ用の手帳カバーとHON(A6・A5)、weeksが制作され、素敵な絵本を持ち歩く気分で使える手帳です。
毎年人気の『MOTHER』シリーズ新作とどせいさんペーパークリップ
© 1994 Nintendo / APE inc.
糸井重里氏がゲームデザインを手がけたRPG『MOTHER』シリーズの「ほぼ日手帳」が2026年版でも登場します。ゲームの取扱説明書やオフィシャルガイドブックに使われていた粘土フィギュアをレイアウトしたデザインの手帳がそろいました。今年のおまけは、どせいさんのペーパークリップです。
多様なアーティストが描く個性豊かなデザイン
今年も多彩なアーティストとのコラボレーションが実現し、独自の世界観が手帳に表現されています。
坂口恭平氏のパステル画「空」
作家、画家、音楽家、写真家、建築家でもある坂口恭平さんがパステル画で描いた、白い空が立ち上がっていく澄んだ秋の空の風景が手帳に。坂口さんのパステル画を使用した手帳カバーとweeks、ノートが登場します。
100%ORANGE氏の絵本『おひっこし』モチーフ
イラストレーターユニット100%ORANGEさんが描いた絵本『おひっこし』が、手帳カバーや文具になりました。たくさんのりすたちが、つり橋をわたり、階段を下り、横断歩道を横切る愉快な姿が描かれています。
北岸由美氏が紡ぐ絵本のような「しろねこ」の日々
国内外で注目を集めるイラストレーター、北岸由美さんのイラストが2026年版でも再登場します。アクリルガッシュで描かれる北岸さんの世界は、まるで絵本のようです。描き下ろしのイラストをはじめ、さまざまな作品を存分に活かしたデザインに仕上がっています。
奥見伊代氏の空想的でロマンチックな「私の物語」
刺繍作家でイラストレーターの奥見伊代さんがデザインした刺繍作品や色鉛筆画作品が、手帳カバーや文具になりました。動物や植物をモチーフにして作られた手帳カバーとweeksは、使う人それぞれが「自ら紡いでいく物語を包むカバー」をイメージして「私の物語」と名づけられました。
書家・井上有一氏の大胆な「書」が手帳に
伝統的な書の枠にとらわれず、大胆で生命力あふれる作品を数々残した書家・井上有一さんの書が、初めて「ほぼ日手帳」に登場します。2種類の手帳カバーは、井上さんの代表的な表現である「一字書」をデザイン。weeksは、詩人・宮沢賢治の『雨ニモマケズ』を書いた作品を表紙にしています。
松林誠氏ののびのびとした花とドットのドローイング
高知県を拠点に活動する版画家・アーティスト、松林誠さんのドローイング作品で手帳カバーとweeks、文具が制作されました。クレヨンや絵の具を使い、のびのびとした筆致で描かれた花やドットは、手描き特有の線のゆらぎが優しい印象を与えます。
ファッションブランドとのスタイリッシュなコラボレーション
多様なブランドとのコラボレーションにより、個性あふれる手帳がラインナップされています。
『ミナ ペルホネン』のテキスタイルアイテム
毎年人気の『minä perhonen(ミナ ペルホネン)』シリーズです。2026年版では、空に瞬く満天の星をイメージしたドットが刺繍された「skyful(yellow)」と、たっぷりと水を含んだ絵の具を使って弧を描いた「aalto」の2つのデザインが登場します。さまざまなテキスタイルを縫い合わせたシリーズ「piece, 」も新作が制作されました。
30周年「Candy Stripper」との3度目コラボ
1995年に設立されたファッションブランド「Candy Stripper」と、設立30周年を記念して3度目のコラボレーションが実現しました。思わずきゅんとときめいてしまう犬と猫の写真を、英字ロゴとともにランダムに配置したデザインで、手帳カバーとweeksのほか、HONタイプの手帳がぴったり入るフラットポーチも制作されました。
「beautiful people」初の「NOTHING-TO-HIDE」デザイン
「beautiful people」との初のコラボレーションで制作された手帳カバーのテーマは「NOTHING-TO-HIDE」――隠すものはなにもない。あるがままの美しさやその人らしさを表現したデザインで、透け感のあるカバーから「ほぼ日手帳」本体があえて見えるようになっています。
「TOLIGHT」の鮮やかな花をプリントした手帳
「絵を描くように自由に」をコンセプトに、デザイナー自身の描くドローイングを軸としたプロダクトを制作するブランド「TOLIGHT」と初めてコラボレーションしました。「ほぼ日手帳」のために描き下ろされた花の絵をデザインした、手帳カバーとweeksが登場します。
吉田カバン「POTR」の人気手帳カバー「Stroll」新作
吉田カバンのブランド「POTR(ピー・オー・ティー・アール)」と制作された手帳カバー「Stroll」は、小さなバッグを持ってお散歩に出かけるような使い勝手の良さが魅力のデザインです。2026年版の新作は、落ち着いた色味のライトブラウンと定番カラーのブラックで制作されました。
ほぼ日手帳を彩る新文具シリーズ「TSUKI no IRO」
「ほぼ日手帳」の本体に使用されている、優しく落ち着いた12の色。その「月の色」をベースに、シンプルなデザインの文具シリーズ「TSUKI no IRO」が新登場します。透明な丸シールや、さまざまなデザインのふせんやペンのセットなど、組み合わせても使える8アイテムがそろいました。手帳のページの色にあわせてシールやペンを選んだり、デコレーションしたりと、手帳のページにそっと彩りを添えてくれる文具です。
「ほぼ日手帳2026」の全ラインナップと購入方法
「ほぼ日手帳2026」の全ラインナップや詳細情報は、以下の公式サイトにてご確認いただけます。購入はほぼ日オンラインストアのほか、全国のロフトやAmazon、楽天などでも可能です。また、2025年8月22日(金)から開催される「TOBICHI」での先行発表会では、実際に新作を手にとってご覧いただけます。
なお、2025年9月中旬には初のデジタル版となる「ほぼ日手帳アプリ」が国内先行リリース予定です。こちらもぜひご期待ください。
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