本書で紹介するのは、株主優待で利益を得る方法です。先に答えを言うと、この方法では、大きく儲けることはできません。なぜなら、本書が目指すのは「勝つための投資」ではなく、「負けない投資」だからです。勝つための投資は、ハイリスク・ハイリターン。損失覚悟で投資しないと、大きな勝ちは得られません。一方、負けない投資は、ローリスク・ミドルリターン。リスクを抑えつつ、そこそこのリターンを得ることを目指します。それどころか、株主優待投資では、プロより高い成果を得ることも可能です。大きく儲けられないのに、なぜプロより高い成果が得られるのか。その理由は、第1章で解説していきます。「株主優待をもらって、楽しい生活を送りたい。」「でも、投資で損はしたくない。」「そもそも、株の選び方がわからない。」本書は、そんなあなたの悩みを解決するために作りました。通常、株式投資の目的といえば、老後のための資産形成などが多いでしょう。確かに、老後に備えた貯金や投資は大切です。年金制度に頼らず、自分の力で資産を作っていくのは、素晴らしいことだと思います。しかし、私はこうも思うのです。「老後のために我慢してお金を貯めて、果たして楽しい人生と言えるのか?」「今を楽しむこと」「将来のために資産形成すること」これらは、通常は真逆の動きになります。美味しいものをたくさん食べたり、旅行をたくさん楽しむと、投資できるお金が減る。給料の多くを投資に回したいのであれば、ガマンして節約しないといけない。この「消費と投資」のバランスは永遠の課題であり、正解はありません。しかし、100点とは言えませんが、この課題を解決する方法があります。それが、優待株投資なのです。株式は買えば買うほど、資産が積み上がります。優待株目的の場合、大きく儲けることはできません。しかし、毎年優待品がもらえ、ちょっとした贅沢ができるのです。将来のために資産形成しつつ、今この瞬間も楽しみたい。ワガママに聞こえますが、この誰もが想う願いを叶えてくれるのが、優待株投資なのです。本編に入る前に、私の自己紹介から。私は銀行に勤めており、現在33歳です。入社後は資金の運用部門へ配属され、株や国債、投資信託など、さまざまな商品への投資を行いました。その後、銀行の「リスク」を管理する部門に異動となり、投資により発生するリスクについて学んできました。また、証券アナリスト(国内では投資の最高峰資格)やFP2級、簿記2級なども保有しています。そんな私が、自分自身のお金を何に投資しているか。私が主に投資するのが、「優待株」です。ただし、優待株投資は、普通の株式投資とはやり方が大きく異なります。このやり方を間違えると、優待はもらえても結果的に損するという罠にハマってしまうのです。本書では、現役銀行員で証券アナリストである著者が実践する、優待株の選び方について紹介します。よくある株式投資の本では、難しい専門用語が出てきます。しかし、本書では、専門用語を使った分析は一切行いません。シンプルで簡単な言葉しか使わないため、予備知識ゼロでも理解できます。さらに、投資をするうえで必要なステップを、3つに絞り込んでいます。そのステップについては、第2章で大まかに解説していきます。続く第3章から第5章の内容が各ステップの詳細で、本書のメインとなります。株の選び方をとにかく早く知りたい方は、第3章から読み進めてもOKです。本書の目的は「あなたにとってベストな優待株を見つける」こと。先に答えを言うと、「私にとってベストな優待株」と、「あなたにとってベストな優待株」は異なります。その理由は、第3章を読むとわかります。他にも、第6章では「優待株選びで使えるテクニック6選」、第7章では「優待株を買う・売るタイミング」について解説していきます。また第8章では、私が持っている優待株のうち、オススメの銘柄を紹介していきます。すでにある程度知識があり、とにかくオススメの銘柄を知りたい!という方は、第8章を最初に読んでも構いません。本書で紹介するのは、リスクを抑え、資産が減らないようにする投資法です。リスクを抑えるというのは、裏を返せば、大きく儲けるチャンスを捨てるということ。これを実践しても、あなたの生活レベルに大きく影響を与えることもないでしょう。優待株投資を実践して、変わるのは一点だけ。数ヶ月に一度、企業からのプレゼントが届くようになります。そして、投資をすればするほど、そのプレゼントの数が増えていきます。つまり、普段の生活にささやかな楽しみがプラスされるのです。一番もったいないお金の使い方は、浪費でも、人にあげることでもありません。働いて稼いだお金を、使わずに貯めておくことです。お金を使わず眠らせるぐらいなら、リスクを抑えつつ、人生の楽しみを増やすことに使う。その方が有意義だと、私は思うのです。本書をきっかけに、豊かな株主優待生活の第一歩を踏み出していただければ幸いです。<目次(抜粋)>第1章 優待株投資は、「投資のプロ」に勝てる唯⼀の方法・「利益額」では、プロには絶対勝てない・「利回り」なら、素人でもプロに勝てる・「黄金の羽根を拾う」投資法・30万円のラスク、買いますか?第2章 優待株投資の3ステップ・①「欲しい」と思える優待品を探す・②優待利回り確認する・③企業について調べる・優待株投資をすると、無駄遣いが減る?【コラム】1,000円の配当金より、1,000円の商品券第3章 ステップ①「欲しい」と思える優待品を探す・自分が「欲しい」と思えるモノが⼀番・食品やカタログギフトがおすすめ・優待券は、近くに使える店舗があるか確認・「使えない」優待券はただの紙切れ・QUOカードは魅力的だが、要注意・オリジナルの「欲しい株リスト」を作る【コラム】ユニークな株主優待3選第4章 ステップ②優待利回りを確認する・優待株100万円を買うのは、ふるさと納税が倍になるのと同じ!?・優待株は、買えば買うほど損する・優待品をお金に換算してみる・長期保有優待の利回りも確認しておく・配当利回りは気にしない!【コラム】優待利回りの高さに惑わされるな!第5章 ステップ③企業について調べる・このサイトを見れば、企業の9割がわかる!・専門用語は勉強しなくてOK!・【ポイント1】売上と利益が下がっていないか?・【ポイント2】債務超過になっていないか?・【ポイント3】お金の流れは正常か?・「欲しい株リスト」に、企業の分析結果を反映第6章 優待株選びで使えるテクニック6選・なるべくリスクを抑えて、投資したい人へ・①昔からある優待か?・②過去に優待廃止がないか?・③過去に優待改悪がないか?・④メルカリの「処分本」は、情報の宝庫!?・⑤個人ブログを見てみる・⑥企業の計画書を見てみる【コラム】優待株投資は、子どもの投資教育にも役立つ第7章 優待株を買う・売るタイミング・株式を買うベストなタイミングは、わからない・買いのルール・売りのルール・NISAを使うと、ルール通りに買いやすい【コラム】相場の大暴落をどう乗り切るか第8章 現役銀行員・証券アナリストが実際に投資する優待株9選・結局、どの株を買えばいいのか?【コラム】買っていないが、オススメしたい銘柄3選<著者情報>浅見 陽輔(あさみ ようすけ)1988年生まれ、大阪府出身。大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科(応用生命科学専攻)修了。大学院修了後は銀行に勤務。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト。※本書は「Kindle投資読本」シリーズの第1巻です。
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