生活ってノイズが多いから、本来の自分とズレていくんですよね。自分自身の心をごまかすことはできませんでした。少なからず勇気はいりましたが、手放しました。すると、「本当は大切にしたいこと」が動き出したのです。この本のシリーズを書くことが、その一つです。直近1年くらいの僕は、人生どん詰まり。「おかしいな、もうちょっと上手にやれると思っていたんだけどなあ」と思って行動するのですが、ちっともうまくいきません。知らず知らずのうちに、本来の自分からズレていて、どんどん苦しくなり、悲鳴をあげているのに頭でおさえつけていたようです。僕のことをよく知っている友人からは、精神科の受診を真剣に勧められました。相当なところまで追い込まれていたようです。最終的には貯金は底をつき、それなのにビジネス論理にはっきりとお別れを告げました。僕にとってしっくりこないことは手放してしまったのです。不思議と、ああ、これで良かったんだとストンと腑に落ちる感覚があり、自分が整っていったのです。ようやく息ができるようになりました。その日その日を生きれるようになりました。ほんのささやかでありきたりな、しかし、よくよく観察しているとあまりに奇跡的なことに満ちた、充足感のある今日を過ごしています。それはなかなか素敵なことです。自分のものではない感情や思い込みを手放して自分を整えておくと、やりたいことは勝手に向こうからやってきます。意図的に見つけようとしなくても、直感的な思いつきという形で。それらを小さく、ひんぱんに叶えてあげていたら、不安や恐れも減って、ご機嫌に暮らせるようになります。いろんなものをゴソッと手放してみると、うまくいくかどうかより、その日を生きることが楽しいことに気づかされました。そりゃあ僕だって、この本が売れたほうが嬉しいけれど、でもそのために書くってなんか変な感じがするのです。どうしても。そんなこんなでこの本には、それほど多くない大切なことに専念できる落ち着いた生活が確立されていく過程が記されています。あなた自身に、あなたの今日に、自然と温かい眼差しが向けば幸いです。まえがきの最後に、この本には小さくて大きな野心が込められています。自分の暮らしに根ざしたことをエッセイ的に書き続けるだけの男に、どんな野心的なところがあるのだろうと思われる人もいるかもしれません。イエール大学助教授で経済学者・実業家の成田悠輔さんが、とある本の帯コピーにこんな言葉を贈っていました。「もっとも個人的なことこそ、もっとも公共的なのだから」そう、僕の書いているじつに個人的なことが、公共的になると直感が告げているのです。自分に書けることだけを、こつこつ、粛々と、自由に書きつづける。あなたにとってのそれは、書くことではなく、料理や建築、絵や歌やダンスかもしれません。生まれ持ったものがどんな人にもあって、それを生かしていくこと、ひとりでも自分自身を生きていく人が増えれば、戦争や環境問題、あらゆる問題がいつかなくなると信じています。そんなきっかけになる、僕の光はあまり目立たないかもしれないけれど、もしかしたら裏でめちゃくちゃ人類を救うことにつながっているかもしれない、そんな願いにも似た気持ちを持っています。これを読んだ、人類から見たらちっぽけなたった一人のあなたという人間が変わったら、世界もそれに合わせてどんどん良くなっていく、そんな小さくて大きな野心が僕にはあるのです。言い換えれば、あなたの日常、仕事、生活、つまり個人的なことが、世界をよりよくしているということでもあります。わたしたち一人ひとりから、小さな革命を起こしていきましょう。すごい誰かになることではなく、思いっきり自分そのものを生きることで。末吉宏臣【目次】はじめに1日目 はじめる、を決める2日目 正直に、願いましょう3日目 頑張りがきかない4日目 思いの法則5日目 幸せを絵に描いたような1日なのに6日目 自分を甘やかしまくってみる7日目 直感的なビジョン8日目 人生を単純にする9日目 人はなかなか変わらない。でも、変われる10日目 流されてみない?11日目 流される  コントロールする12日目 リラックスは、しすぎるほどいいよ13日目 心地良さ研究14日目 「時間がない」をなくす習慣15日目 ポジティブになるより、間違いを認める16日目 これからは、好きなことしかできない?17日目 あなたが幸せになるのは、自分のためだけじゃない18日目 自分らしい人生へのイニシエーション19日目 改善は、長期で見据える20日目 救いのことば21日目 あえて、ちゃんとしない22日目 先回りすれば、いつも幸せでいられる23日目 怒りの使い方24日目 できないことを、自分にやらせない25日目 思ったことは、小さなことだなと思わずにちゃんとやる26日目 シンクロ日記をつける27日目 自分が見たいものを見るのではなく、見なくてはならないものを見るのよ28日目 悪夢を、超えて29日目 喜びも、手放す30日目 自分でいてください31日目 循環する豊かさ32日目 いい文章を書くより、正直な文章を書くこと33日目 現実は、心のスクリーン34日目 みんなで、「できない」を外そう35日目 自分の個性のまま生きる36日目 達人の域【著者紹介】末吉宏臣(Hiroomi Sueyoshi)1984年長崎生まれ。コンサルタント、コンテンツプロデューサーを経て、作家。著書『弱火でトロトロ書くように』は3万ダウンロードを超えるロングセラー。2017年noteで執筆をスタートし、フォロワー1万7千人、累計700万PVの人気ブログへ。浅生鴨氏責任編集の同人誌『ココロギミック』に短編小説も掲載。【カヴァーイラスト】朝野ペコ氏の描き下ろし
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名前:きんとく(@kindle_kr9)
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