集英社マンガアートヘリテージは、2026年5月よりヴェネツィアで開催される「PERSONAL STRUCTURES」展にて、荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険』アートプリントを展示します。歴史的なベンボ宮が会場です。
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ヴェネツィアで開催される『ジョジョの奇妙な冒険』アートプリント展
荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険』アートプリント展が、イタリア・ヴェネツィアで開催されます。世界的なアートイベントと同時期に、歴史的な空間で作品の世界を体験できる貴重な機会です。
- 展示会名称: 荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険 / Lithograph, lenticular, letterpress & color print works」
- 開催期間: 2026年5月9日(土)から2026年11月22日(日)まで
- 会場: ベンボ宮(Palazzo Bembo)、ヴェネツィア、イタリア
- 所在地: Riva del Carbon 4793, San Marco 30124, Venice Italy
- 同時開催: PERSONAL STRUCTURES展(ヨーロッパ文化センター主催)
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展示作品の種類と特徴
本展では、荒木飛呂彦氏が描き下ろしたリトグラフ作品と、両眼視によって立体的に見えるレンチキュラー作品を展示します。これらの作品は、2025年にサンフランシスコで世界初公開され、その後、京都の東本願寺・白書院や東京の集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーで巡回展示されてきました。
ヴェネツィアでの展示では、これらに加えてアーカイヴァルインクジェットプリントによるカラープリント作品、そして活版平台印刷機を用いたモノクローム作品も新たに加わり、さらに充実した内容となります。
「PERSONAL STRUCTURES」展について
「PERSONAL STRUCTURES」展は、ヨーロッパ文化センター(ECC)が主催する国際的な企画展です。2011年に始まり、イデオロギーや地理的な隔たりを超え、多様なアーティストの表現を尊重し展示する場として知られています。2026年のテーマは「Confluences(合流点)」で、運河や思想、人々が交わる場所を意味します。集英社マンガアートヘリテージは、日本の工芸を新たな形で紹介するB-OWNDギャラリーとともに、この企画展に参加します。
歴史的会場「ベンボ宮」の魅力
展示会場となるベンボ宮は、1300年代に建造された歴史的な建築物です。ルネサンス期の文化人であるピエトロ・ベンボの生家としても知られています。展示が行われる一室は石畳で仕上げられており、ベンボ家の紋章がモザイクで描かれた空間です。宮殿は運河沿いに位置し、窓からはヴェネツィアの象徴的な風景であるリアルト橋を見下ろすことができます。
荒木飛呂彦氏が敬愛し、『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の舞台となったイタリア、特にジョルノ・ジョバァーナや岸辺露伴が訪れたヴェネツィア、そしてジョセフ・ジョースターとシーザー・ツェペリがリサリサと出会うリアルト橋にゆかりの深い場所での展示となります。マンガとアート、フィクションと現実が時空を超えて交わる、特別な体験を提供します。
荒木飛呂彦氏の功績と作品
荒木飛呂彦氏は1960年宮城県生まれのマンガ家です。1980年、『武装ポーカー』で手塚賞準入選を果たし、「週刊少年ジャンプ」でデビューしました。1986年より同誌で連載を開始した『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズは、累計発行部数1億2000万部を超える人気作です。現在も「ウルトラジャンプ」にて『The JOJOLands』を連載しています。
マンガ業界におけるその功績は多岐にわたり、2009年にはルーヴル美術館の企画展に参加し『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を発表。2013年にはGUCCIとのコラボレーションワークが全世界の直営店で展開されました。2018年には、国立新美術館(東京)で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」を開催し、現役のマンガ家として初の国立美術館での個展を実現しました。
詳細情報と公式サイトはこちら
本展示および関連情報については、以下の公式サイトからご確認いただけます。


















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