ポケモンカードのオリパでよく使われるワードを列挙し、それぞれのワードを解説する記事になります。
オリパの購入に際してわからないワードがある方は是非ご覧ください。
目次
オリパに関連するワード集
オリパに関するワード以外にも、ポケモンカードに関係があるワードの解説を行っています。
アド・アド確・爆アド
「アドバンテージ」の略称で、「得・利益」の意味を持ちます。
主に遊戯王などのカードゲーム界隈で使われ始めたワードで、近年では「アド」のワードは様々なゲームでも使用されることが多いです。
オリパによく表記されている「アド確定」(“アド確”などとも)とは「支払うポイントより当たるカードの価値が高いことが確定している」ということです。
更に派生系として「爆アド」などもあり、字面通り爆発的なアドバンテージ(利益)のことを指しています。
オリパ
オリパとは、「オリジナルパック」の略称です。
公式販売されている「拡張パック」や、大会景品や店舗の特典として入手できる「プロモーションパック」とは異なり、企業や個人が独自に作成したパック形式のくじ引きのことを指します。
前述した通り公式のものではないので、当たりカード次第では現在では入手できない過去のレギュレーションのカードなどを手に入れることもできます。
ネットオリパとは?
インターネットで購入できるオリジナルパックのことです。
近年では「Iris」や「DOPA」などのサイトが開設されており、届いてオリパを開封してようやく結果がわかるのではなく、購入時点で何が当たったかが一瞬でわかり 不要なカードはポイントに換算することができるという画期的なシステムが導入されています。
カートン
カートンという言葉の意味は一定数の製品を詰めた段ボールの箱の事です。
ポケモンカードでは、段ボール箱に詰まったポケモンカードのボックスのことを指します。カートン当たりのBOXの数は BOXの大きさによって異なります。
「サイバージャッジ」や「古代の咆哮」などの”拡張パック”のBOXは、1カートンあたり12BOX入っています。
“ハイクラスパック”である「VStarユニバース」や「シャイニートレジャー」などはBOXのサイズが小さめなので、1カートンあたり20BOX入っています。
還元率
オリパの販売価格と、封入されているカードの価格の比率のことです。
具体的には、 還元率 = 封入カードの総販売額 ÷ (オリパの販売数×販売金額) ×100 で求めることができ、ほとんどのオリパの還元率は80~90となります。
還元率が高いほど大きなハズレを引きづらいと考えるのが無難ですが、還元率は低めでも、大当たりが出た場合にかなりの得ができるオリパもあります。
還元率はオリパ引く際の目安として使えますので、目当てのカードが当たり枠としてある場合は度外視して引いてみるのも良いでしょう。
旧裏
旧裏 |
現在の裏面 |
---|---|
ポケモンカードにおける「旧裏」とは、1996年~2001年までに発売されていたポケカの裏面のデザインのことです。
旧裏バージョンのポケカは今後印刷されないため、数が増えないという点や、そもそもの流通数の少なさ・保存状態が良いものの少なさから、高額取引の対象になっています。
激甘
出典: oripa.clove.jp
ある程度の還元率が保証されており、大損しづらいオリパのことを指すワードです。
上記のオリパでは3000ptを支払う必要がありますが、最低でも1500ptのカードが排出されるという仕組みになっていて、それなりの還元率が魅力となっています。
シュリンク
シュリンクとは新品未開封のBOXについているビニールの薄い包装のことです。
これがついているままのBOXは、開けておらず中身のすり替えなどがないということの裏付けになります。
再シュリンクについて
一概に全ての商品がそうであるとは断言いたしませんが、メルカリなどで販売されているシュリンク品は、一旦シュリンクを剥がして中からレアカードを抜くといった細工がされている場合があります。
最近ではボックスの形式が変わるなど、再シュリンクによる詐欺も対策されつつあります。しかし、手法によっては分からない場合もあり 依然としてこういった詐欺が横行していますので、シュリンク付きの商品=安心できる商品というわけではありませんのでフリマサイトでの購入にはご注意ください。
スリーブ
スリーブとは、カードを入れて保護する「デッキシールド」のことです。
プレイ用のカードに傷・汚れがつくことを防ぐという役割があり、デッキケースやデッキに入れているカードとの統一感を出したりという装飾にも役立ちます。
「カードスリーブ」「スリーブ」「カードプロテクター」など別の呼称もありますが、ポケモンカードの公式では「デッキシールド」の名称が使われています。
▼デッキシールド(スリーブ)について
ニブイチ
出典: dopa-game.jp
“2分の1の確率”の略で、50%で当たりが出るということを示すワードとなります。
派生として「サンブイチ」(3分の1の確率)などの表現も見られます。
プレマ(プレイマット)
出典: www.pokemoncenter-online.com
ゲームをプレイする際に敷くマットのことです。
プレイマットを敷くことでカードへの汚れや傷を軽減することができ、サイドを置く位置やバトル場なども示されていて配置が把握しやすくなります。前述のスリーブと合わせることで、デッキにさらに統一感を出すこともできます。
単体で販売されているプレイマットはラバー製になっており、机にぴったりとくっつくのでプレイの邪魔にもなりません。
また、2024/05/17に発売が予定されている「バトルマスターデッキ」のように、商品1つでデッキが完成する形式のものには紙製のプレイマットがついている場合もあります。
無限ループ
出典: dopa-game.jp
同じようなことを何度も繰り返すことを指します。語源はプログラミングにおける、同じ処理が無限回繰り返されることです。
還元率が高いオリパで良く使われるワードで、ポイント還元を繰り返すことで疑似的な無限ループを起こせる(欲しい当たりカードが出たタイミングでやめるのが一般的)というのがこういったオリパの魅力になっています。
ログボ
出典: oripa-shop.com
ソーシャルゲームで使われている「ログインボーナス」の略称です。
DOPAやIrisなどのネットオリパでは、ログインするだけで引くことができるログインボーナス形式のオリパが販売されていることがあります。
こういったオリパは名前の通り1日1回しか引けない仕組みになっていますが、必ず使用したポイントを上回るカードが出てきたり、そもそもポイントを使用せずに引けるなどといったソーシャルゲームのログインボーナスに近い特徴があります。
▼初回無料・ログインボーナスがあるオリパ優良店
BOX(ボックス)
出典: www.amazon.co.jp
パックが入っている未開封のボックスのことです。「サイバージャッジ」や「古代の咆哮」などの「拡張パック」には1BOXには30パック入っていて、1パックには5枚のカードが入っています。
「VStarユニバース」や「シャイニートレジャー」など、「ハイクラスパック」と呼ばれるものはこれらと異なり、1BOXあたり10パック入っていて、1パックには10枚のカードが入っています。
PSA(ピーエスエー)
カード鑑定サービス「Professional Sports Authenticator」の略で、オリパではPSA鑑定済みのカードが「PSA」と呼称されることが多いです。
PSAの鑑定は1~10の値で示されます。数字が大きいほど品質が高いことの証明になり、高額カードのPSA10は非常に高い値段で取引されています。
最高評価である10を獲得するには、下記の厳しい条件を満たす必要があります。
特徴としては、カードの四つの角が完璧に尖っていて、画像のピントがしっかりと合っており、完全なオリジナルの光沢を保っている状態です。
PSA Gem Mint 10のカードはどんな汚れやシミもあってもいけませんが、ごくわずかな印刷上の不完全さは、全体的にカードの見栄えを損なわないのであれば許容されることがあります。
画像はカードの中央に配置されていなければならず、印刷ズレは正面でおよそ60/40%以上、裏面で75/25%以上を超えていない必要があります。
中央に配置することをセンタリングといい、カードの画面が完璧な位置に印刷されている場合は50/50%と表します。
▼PSA10が当たるおすすめオリパ
PSA鑑定済みのカードに記載されている内容
PSA鑑定に出したカードは、特殊ホルダーに入れられ、ラベルなどが貼られた形で返却されます。これらの要素により、鑑定済みカードの偽造など不正行為を防止しています。
① |
発行年度・カードの英語名 |
---|---|
➁ |
10段階のグレーディング |
③ |
オンライン上で確認可能な登録番号 |
④ |
特殊保護のpsaライトハウス・ラベル |
⑤ |
PSAセットレジストリに登録されたバーコード |
⑥ |
超音波で溶接された不正開封防止ホルダー |
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。