ポケカのエクストラ禁止カード一覧と禁止された理由解説【ポケモンカード】

攻略大百科編集部
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ポケモンカードの「エクストラ」「殿堂」での禁止カードとその理由をコンボなどを挙げつつ解説しています。

禁止カードとなる基準

基本的には「特定のコンボなどでゲーム性が著しく損なわれる(1ターンキル・遅延行為)」場合や、「相手の行動を著しく制限する(ロックや手札破壊)」場合にその関連カードが禁止となっています。

エクストラレギュレーションの禁止カード一覧

最新のスカーレット&バイオレットシリーズからBWシリーズまでのカードが使用可能なレギュレーションです。

レギュレーション公式サイト

アーケオス・マツブサの隠し玉

特性によって進化を封じられる為、進化が主体のデッキをほぼ機能停止のロック状態にする事が出来るアーケオスです。

サポートカードのマツブサの隠し玉によって通常の進化ポケモンよりも少ない手順で場に出せるのもポイントで、手軽且つ多くのデッキが機能停止になってしまう事から2枚とも禁止となりました。

アンノーン(DAMAGE)・(HAND)

DAMAGE

HAND

どちらも特殊勝利条件が付与される特性を持っており、どちらも特化させると最短2ターン前後での決着が可能となっており本来のポケカの対戦とは乖離してしまっている為禁止となりました。

どちらも強力ではありますが、特にDAMAGEの方は必要なカードを引ければループによって1ターンで達成出来てしまいます。

▼ループに必要なカード

マグマ団の秘密基地

手札からたねポケモンを出す度にダメカンを2個載せられる

クレッフィ

特性で自身をポケモンのどうぐ化して自分のポケモンに付けられる

マニューラ

自分の場のポケモンのどうぐを手札に戻せる。1ターンに何回でも使える

ランクルス

自分の場のダメカンを他のポケモンに載せ替える。1ターンに何回でも使える

コイキング&ホエルオー

HPが高いポケモンであれば何でもOK。ダメカンの載せ換え先

▼ループの手順

  1. マグマ団の秘密基地を貼る
  2. マニューラ・ランクルス・アンノーン(DAMAGE)・コイキング&ホエルオー×2を場に用意する
  3. 手札からクレッフを出す
    ↳マグマ団の秘密基地の効果でダメカンが載る
  4. ランクルスの特性でクレッフィのダメカンをコイキング&ホエルオーに載せ替える
  5. クレッフィの特性で自身をポケモンのどうぐにして場のポケモンに付ける
  6. マニューラの特性で、クレッフィを手札に戻す
  7. 以降③からをループ
  8. ダメカンが66個載ると勝利

回収ネット

『場に出した時』『1回使える』などの特性を何度も使いまわせるカードとなっており、様々なポケモンとのコンボが可能な為非常に強力なカードです。

禁止になったのは2023年後半からと新しい部類となっており、理由としては上記に加えてテツノブジンexのダメカンを乗せる効果の発動条件を満たしやす過ぎる事から先行ターンでも相手のバトルポケモンをきぜつさせられるコンボを危惧したものと思われます。

シェイミEX

ベンチに出した時に6枚になるまでドロー出来る特性を持つポケモンです。

他の同様のドロー系特性と違って制約が無く、1ターン内に何度も利用が可能であった為強力過ぎて禁止カードとなりました。

EXポケモンである為にサーチカードがあったのも要因の1つと言えそうです。

フラベベ

 

後攻1ターン目でも進化が出来るフラベベです。進化先のフラエッテ、フラージェスが相手の手札に干渉する効果を持っている為、展開によっては返しで相手の手札を0に出来てしまいカードゲーム自体としての動きをほぼ否定してしまう事から禁止となりました。

フラエッテ

進化させた時に相手の手札を1枚山札に戻す

フラージェス

進化させた時に相手の手札を2枚山札に戻す

マーシャドー・レッドカード

 

共にお互いの手札を4枚にリセットする効果を持ったカードです。

こちらも上記のフラエッテなどと同様、先行1ターン目から相手の手札に干渉出来るのでカードゲームとしての動きが制限されてしまう事から規制に至ったと考えられます。

同様の効果を持ったジャッジマンが1ターン目では使えないサポートカードである事を考えると、サポート権を使用せずにこの効果を使えるカードの規制は妥当と言えるのではないでしょうか。

ミロカロス

自身をきぜつさせ、自分のポケモンにエネルギーを3枚供給するミロカロスです。

「ポケモンEX」を除くという縛りがありますが、現在のエクストラではVやGXなども使用可能な為エネルギー供給力が高く規制に至りました。

ムウマージ・リセットスタンプ

自分をきぜつさせる事で手札を7枚にするムウマージです。

単体では禁止になる程の強さには見えないかもしれませんが、専用サポートのやみのいしやサイド枚数に応じてお互いの手札をリセットするリセットスタンプによって1ターン目から手札差をつける事が出来てしまう為規制に至っています。

リセットスタンプにおいてはこのコンボでなくとも、相手の手札を極端に制限出来るカードである為禁止となっています。

やみのいし

本来進化が出来ない1ターン目から進化させる事が可能

リセットスタンプ

きぜつして相手がサイドを取った後にリセットスタンプで手札を減らす事が可能

ヤミラミ・ヤレユータン

いずれも自分のトラッシュからカードを再利用するポケモンです。

後述するハンデス(手札破壊)カードやデッキトップコントロールカードと併せて使用する事で相手のカードをコントロールするパーツとして活用されました。

コンボが成立すると相手のカードを完全に操作可能な為一方的なゲーム展開が出来てしまい禁止となりました。

自分のトラッシュのグッズを再利用する事で、ハンデス、ロックなどを容易にする

キーカードを戻しつつ自分のデッキ切れを防ぐ

ザクザクピッケル

相手のデッキトップを操作するカードです。

ハンデス(手札破壊)カードと併用する事で常に相手の手札を管理し、一方的なゲーム展開を行う事が可能になっています。

前述のヤミラミと併せると毎ターン相手のデッキ操作を行えてしまう為禁止になりました。

時のパズル

2枚まで同時に使用出来、同時に使った枚数で効果が変わります。

2枚同時使用の効果が強力で、トラッシュから好きなカード2枚を回収出来る為妨害カードなどを回収して再利用する事が出来ました。

前述のヤミラミでこのカード自体を回収可能な事もあり規制に至ります。

しまめぐりのあかし

このカードを付けたGX・EXポケモンのHPが100小さくなるポケモンのどうぐです。

これをHP90であるジラーチEXに付けてあえてきぜつさせる事で相手にサイドを取らせてリセットスタンプを使って相手の手札を最高4枚にリセットするという動きが可能となっています。

ジラーチEXは手札からベンチに出した際に好きなサポートをサーチする特性も持っており、この特性で後述の禁止サポート群を利用していくのが強力な戦法であった為禁規制に至りました。

 

マチスの作戦・ゲーチス・こわいおねえさん・ムサシとコジロウ

前述のジラーチEXと併せて機能させやすいサポート群です。

これらを含むサポートで相手の手札を一気に減らした上で、ザクザクピッケルで相手のデッキトップをコントロールする事で相手に有効札を一切引かせないゲーム展開が可能となっていた為禁止になりました。

マチスの作戦

サイド枚数が相手よりも多い場合にしか使えない制限の代わりにこのターン追加で2枚のサポートが使えるようになるサポート。

これにより手札破壊(ハンデス)系のサポートを使う事で相手の行動を極端に制限可能に。

ゲーチス

相手の手札を見て、グッズを全てデッキに戻しつつ自分はカードを引けるサポート。ハンデスサポートとして機能。

こわいおねえさん

スタジアムをトラッシュしつつ相手の手札を3枚トラッシュするサポート。

こちらもハンデスサポートとして機能。

ムサシとコジロウ

お互いに手札を2枚トラッシュするサポート。

こちらもハンデスサポートとして機能。

オカルトマニア

お互いの全ての特性を無効にするサポートカードです。

展開にポケモンの特性を絡めるデッキは非常に多く、且つ他の特性無効カードと違って除去が不可能という点が相手の行動を著しく制限するカードとして規制に至りました。

 

フラダリの奥の手

全てのカードを再利用できる為、カードを最大限に使って制限時間を限界まで使う実質的な遅延行為や、味方ポケモンの火力を上げるグッズなどを使い続けて一撃で相手を倒す戦術などから健全なゲーム性から外れてしまった為規制となりました。

 

巨大植物の森

草ポケモンが即座に進化可能になるスタジアムカードです。

これによりタネボーを以下の特性きょだいなうちわを持ったダーテングに進化させる事で先行1ターン目で相手のバトルポケモンを山札に戻してそのままポケモン切れで試合終了という戦術が生まれてしまった為規制に至りました。

殿堂レギュレーションの禁止カード一覧

最新のスカーレット&バイオレットシリーズからDPシリーズまでのカードが使用可能なレギュレーションです。

エクストラよりも使用可能なシリーズが多く、現状最も広いカードプールで遊べるレギュレーションとなっています。

レギュレーション公式サイト

カクレオン

ポケボディーによって、特に条件なく1体で9種類のタイプを持つ事が出来るポケモンです。

ゼルネアスやニンフィアVMAXと言った「ベンチのポケモンのタイプの数に応じてダメージが上がる技」を手軽且つ強力に使えすぎてしまう為規制に至りました。

公式大会上位入賞カード

『ミラクル・ダイヤモンド』『ミステリアス・パール』『ワンダー・プラチナ』の3種類は公式大会上位入賞者限定のカードとなっており非常に入手難易度が高いです。

その上で効果も強力な為、使用可能な人とそうでない人の間で構築格差が生まれてしまう事が原因で規制に至っています。

自分のサイドを表にし、トレーナーカード一枚とこのカードを入れ替える事が可能

自分のサイドを表にし、ポケモンカード一枚とこのカードを入れ替える事が可能

自分のサイドを表にし、エネルギーカード一枚とこのカードを入れ替える事が可能

フラダリの奥の手

エクストラと同様に禁止カードとなっています。

全てのカードを再利用できる為、カードを最大限に使って制限時間を限界まで使う実質的な遅延行為や、味方ポケモンの火力を上げるグッズなどを使い続けて一撃で相手を倒す戦術などから健全なゲーム性から外れてしまった為規制となりました。

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