新型Tesla Model Y(Juniper/ジュニパー)をできるだけきれいに使いたいなら、早めに用意しておきたいのがフロアマットやトランクライナーです。
Tesla純正のオールウェザーライナーを車内からトランク、フランクまでそろえると、それなりの金額になります。
そこで今回試したのが、AliExpressで販売されている新型Model Y Juniper右ハンドル車専用のTPEフロアマット・カーゴライナーセットです。
検証時点の販売価格は21,025円、送料は無料でした。
運転席・助手席・後席だけでなく、リアトランク、シートバック、リアトランクウェル、フロントトランクまでまとめてカバーできるセットです。
実際に新型Model Y Juniperの右ハンドル車へ装着し、取り付けやフィット感、ペダル周辺への干渉、防水性、掃除のしやすさまで確認しました。
先に結論をいうと、車内フロア部分の完成度はかなり高く、2万円台という価格を考えると満足度は高めです。
一方で、リアトランクやフランクでは端が浮く場所があり、純正品のような完璧なフィットを期待すると気になる部分もありました。
「多少の粗さは許容できるので、Model Yの広い範囲をできるだけ安く保護したい」という人に向いた商品です。
今回レビューしたModel Y Juniper用TPEマット
今回レビューしたのは、AliExpressで販売されている以下の商品です。
『テスラ モデルY ジュニパー 2025 2026用 TPEフロアマット 右ハンドル車専用 TPEカーゴライナー トランクマット バックレストパッド 保護セット』
今回届いたセットには、以下のパーツが入っていました。
- 運転席用インテリアマット
- 助手席用インテリアマット
- 2列目シート用インテリアマット
- リアトランクライナー
- 3ピース シートバックライナー
- リアトランクウェルライナー
- フロントトランクライナー
商品ページに記載されていたセット内容と、実際に届いたものは一致していました。
商品は2026年8月19日に手配され、8月31日に到着。検証時点の販売価格は21,025円、送料は無料でした。
AliExpressでは選択するバリエーションによって価格が変わるため、商品一覧などに表示される最安価格ではなく、購入画面で自分が選択したセットの最終価格を確認することをおすすめします。
純正品を一式そろえると約9万円
今回この商品で特に気になったのが、純正品との大きな価格差です。
新型Model Y向けのTesla純正オールウェザー用品を同等範囲でそろえると、合計で約9万円になります。
Tesla純正品 |
価格 |
|---|---|
オールウェザー インテリアライナー |
35,000円 |
リアトランク+シートバックライナー |
33,000円 |
リアトランクウェルライナー |
9,500円 |
フロントトランクライナー |
12,000円 |
合計 |
89,500円 |
今回の商品は21,025円なので、単純計算では約4分の1の価格です。
もちろん価格だけでなく品質も重要なので、この差額に見合う商品なのかを実際に確認していきます。
開封してみると、想像以上にしっかりした質感
AliExpressの格安カー用品ということで、最初に気になったのが素材感です。
実物を持ってみると、想像していたよりもしっかりしています。適度な硬さがあり、手に持つとずっしりとした重量感もあります。
表面の手触りにも安っぽさは感じにくく、今回届いた製品では目立ったバリや傷、変色、成型不良なども見つかりませんでした。
縁部分は実測で約5mmの厚みがありました。
海外から輸送される樹脂・ゴム系用品では折り癖や臭いも気になるところですが、今回届いたものには目立つ折り癖や反りはなく、強い臭いもほとんどありませんでした。
到着時は大きな段ボール1つの中に全てのパーツが入っていました。
取り付け時間は約15分。工具も加工も不要
取り付けにかかった時間は約15分。
基本的に工具や穴あけ、切断などは必要なく、車両の形状に合わせて設置していくだけでした。
ただし、取り付け説明書は付属していません。
そのため、フランクやトランクでは前後の向きが一瞬わかりにくく、運転席や後席についても車体側の凹凸に合わせて差し込む必要があるため、少し手こずりました。
加工自体は必要ないので、形状を確認しながら作業すれば取り付け可能です。
運転席はかなりきれいにフィット
まず重要な運転席から確認します。
実際に新型Model Yへ取り付けてみると、車体の形状にかなりきれいに収まりました。
運転席のフィット感は5点満点中5点。目立つ隙間や大きな浮きはなく、Model Y専用品らしい仕上がりです。
停車し、安全を確保した状態でアクセルとブレーキ周辺を確認しましたが、アクセルペダル・ブレーキペダルともにマットとの干渉は確認されませんでした。
通常の走行や乗り降りでも、フロア部分全体がズレることはありませんでした。
ただし、今回の商品は車体形状に沿うハードマットの上にソフトマットが固定される構造で、上側のソフトマットを強く擦るように動かすと、わずかに動きました。
通常走行ではズレは確認できませんでしたが、運転席へ取り付けるパーツなので、装着後に各自でペダル周辺への干渉や固定状態を確認しておくと安心です。
助手席・後席もフィット感は良好
助手席もフィット感は5点満点中5点で、特に気になる浮きやズレはありませんでした。
後席も同じく5点評価。中央部分を含めてきれいに収まっています。
シートレール周辺にも大きな問題はなく、前席を前後へスライドさせてもマットとの干渉は確認できませんでした。
砂や小石がマットの外へ落ちにくい
実際に使ってみて便利だったのが、縁が立ち上がった形状です。
普通の平らなマットの場合、靴から落ちた砂や小石がマットの端から車両側のカーペットへ入り込んでしまうことがあります。
今回のマットでは、皿のように周囲が立ち上がっているため、砂や小石がマット内に残りやすいのが印象的でした。
Model Yを長くきれいに使いたい人にとって、見た目以上に実用的なメリットです。
一方、トランクとフランクでは端の浮きが気になった
車内フロアはかなり高評価でしたが、最も気になったのがトランク周辺です。
リアトランクマットのフィット感は、5点満点中3点。
車体そのものの凹凸に合わせて成型されているものの、端が浮いてしまいました。
フロントトランク(フランク)側にも同様に浮きが見られています。
トランクよりもフランクの方が浮きが強く感じられました。
しっかりと下まではめてみても、両サイドに指1本分程度の隙間ができてしまいます。
専用品なので大まかな形状自体は合っていますが、「置いた瞬間、すべての縁がピタッと収まる」という完成度ではありません。
荷物を載せたり引きずったりした際にはマット自体はほぼズレませんでしたが、見た目や細かなフィット感を重視する人には気になる部分でしょう。
シートバックライナーは取り付けに少しコツが必要
リアシート背面を保護する3ピースのシートバックライナーも付属しています。
こちらは単純に置くだけではなく、ピラー穴の位置を合わせてからかぶせ、シート下部のカバーを少し浮かせながら挟み込むように取り付ける必要がありました。
説明書がないこともあり、今回のセットではこのあたりが取り付けに戸惑いやすいポイントでした。
水をかけても染み込まず、サッと拭き取れる
続いて防水性も確認しました。
実際に助手席のフロアマットに100ml程度の水をかけてみると、水分が素材へ染み込むことはなく、表面ではっきり弾かれました。
拭き取りも簡単です。布製フロアマットのように水分が染み込みにくいため、雨の日や濡れた靴で乗車する場合との相性はよさそうです。
防水・防汚性能については5点満点中5点という評価になりました。
砂汚れはウェットティッシュだけで簡単に落ちた
今回は実際に砂が付着した状態で清掃性も確認しました。
掃除方法はシンプルで、ウェットティッシュで表面を軽く拭いただけ。
これだけで砂汚れは簡単に除去できました。
清掃後に変形、変色、傷なども確認されていません。
今回は泥汚れや本格的な丸洗いまでは試していないため、「どんな汚れでも簡単に落ちる」とまでは言えませんが、日常的な砂や小石、水分への対策としては十分使いやすい印象です。
約2.1万円ならコストパフォーマンスはかなり高い
実際に使ってみて、大きな魅力だと感じたのが価格です。
検証時点の販売価格は21,025円。
それで運転席、助手席、後席、リアトランク、シートバック、リアトランクウェル、フランクまで一式そろいます。
Tesla純正品で同等範囲をそろえた場合の価格と比べると、かなり大きな差があります。
もちろん純正品には、専用設計や固定方法、品質保証といったメリットがあります。
今回のAliExpress品もまったく同じ品質というわけではなく、実際にトランク・フランクの浮きなどは確認できました。
それでも、2万円台でここまで広範囲をカバーできることを考えると、コストパフォーマンスは高いと感じました。
実際に使って分かった良かったところ・気になったところ
良かったところ
- 約2.1万円で車内から荷室まで一式そろう
- 運転席・助手席・後席はかなりきれいにフィット
- 素材に厚みと重量感があり、安っぽさを感じにくい
- 開封直後でも嫌な臭いがほとんどなかった
- ペダル周辺への干渉は確認されなかった
- 縁が高く、砂や小石が車体側へ落ちにくい
- 水をしっかり弾く
- 砂汚れならウェットティッシュだけでも簡単に掃除できる
- 工具や加工なしで取り付けできる
気になったところ
- 取り付け説明書がない
- パーツによって前後や取り付け方向が分かりにくい
- トランクとフランクの両端に浮きがある
- シートバックは取り付けに少し力が必要
- 運転席上側のソフトマットは強く擦ると若干動く
- 純正品のような完璧なフィットを求める人には向かない
総合評価は5点。フィット感だけ4点に
項目 |
評価 |
|---|---|
フィット感 |
★★★★☆ 4/5 |
素材・質感 |
★★★★★ 5/5 |
防水・防汚性能 |
★★★★★ 5/5 |
掃除のしやすさ |
★★★★★ 5/5 |
コストパフォーマンス |
★★★★★ 5/5 |
総合満足度 |
★★★★★ 5/5 |
フィット感を4点にしたのは、車内フロアは非常に良かった一方、トランクとフランクの浮きが気になったためです。
耐久性については長期間使わないと判断できないので、今後継続して確認したいところです。
結論:多少の粗さを許容できるなら、かなり魅力的
実際に新型Model Y Juniperへ取り付けてみると、AliExpressの格安品だからといって全体的に品質が低いわけではありませんでした。
特に運転席・助手席・後席のフィット感、素材の質感、防水性、掃除のしやすさは予想以上です。
一方、トランクとフランクでは端の浮きがあり、取り付け説明書もありません。
そのため、価格よりも、すべてのパーツが完璧にフィットすることを最優先したい人には純正品の方が安心です。
逆に、新車のModel Yをきれいに乗りたい。でもフロア周りだけで約9万円をかけるのは高いと感じる人には、今回の商品はかなり有力な選択肢です。
実際に使ってみて「納車から2カ月後ではなく、納車時点からこのようなマットを装着しておけばよかった」と心から感じました。
多少のフィット差を許容できるのであれば、約2.1万円でModel Yの車内・荷室をまとめて保護できる、コストパフォーマンスの高いセットでした。
今回レビューした商品
- 販売:AliExpress
- 検証時価格:21,025円
- 送料:無料
- 商品手配日:2026年8月19日
- 対応車:Tesla Model Y Juniper・右ハンドル車
- 実車確認:Tesla Model Y Juniper・右ハンドル
- 商品提供:AliExpress
- ※価格・販売内容は検証時点のものです。
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